オフショア キャスティング

2025.01.17

ジグのフォール姿勢とフックの関係のお話。

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こんにちは!

 

 

 

水分不足なのか、はたまた年なのか…

朝目覚めと同時に足が攣りそうになります。

 

『毎朝、如何にして足を攣らずに起きれるか』

スーパー無意味でとてつもないくらいくだらない

絶対に負けられない戦いを繰り広げております。

 

 

 

“オフショア チーム”所属 名古屋南店 野田です。

 

 

 

 

朝イチ足が攣るとトラウマですよね…

本当に嫌だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回、前々回とジグに関して少しご紹介させて頂いきました。

ただ、ジグばかり気にしていても全てが釣果に繋がるわけではなく…

 

 

ちょっとした違いが魚の反応を激変させてしまうのは事実でありまして…

 

 

 

 

そこも少しご紹介できればと…

 

 

 

 

 

 

ジギングには、ジグにフックが必要ですよね!

そのアシストフックのお話。

 

 

 

 

 

 

 

アシストフックそれぞれにはいろいろな形があります。

 

フックの形状、フックの軸の太さ、アシストラインの長さ、アシストラインの太さ、シングルなのかツインなのか、アシストラインに中芯が入っているのか入っていないのか、フラッシャー付きか無しか…

 

言い出したらいっぱい出てくるんですけど…

 

 

 

 

 

 

 

今回は、ジグのフォールとの関係性について絡めながらお話しできればと…

 

 

 

 

 

 

前回、前々回と伊勢湾ベースで考えていったので、今回も伊勢湾をベースに考えていこうかと思います!

 

 

 

 

皆さんが良くご使用になっている伊勢湾のフックセッティングだと、ほとんどの方が

“『ツインフック』をフロントとリア両方に”

だと思いますが、これは何故か考えたことありますか?

 

 

 

 

みんなそうだから…

お店の人にフロントとリア両方と言われたから…

 

 

 

 

色々あるかと思いますが、それにはちゃんとした理由があるんです。

 

 

 

その理由がしっかり分かって接客できているスタッフは、何人いるんだろうか…

スタッフにも知っててもらいたい案件になるので、正直結構重要かと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では!

 

〇何故にフロントとリア両方なのか

 

これに関しては、伊勢湾では『フォール』の釣りが主体。

というか、反応するのが基本フォール中。

 

 

 

上げで反応するタイミングもありますが、ほとんどがフォール中かフォール後のボトムからの立ち上がり。

 

 

 

 

『フォールで食ってくる』

コレを考えればわかりやすいんですが、食ってくる時のフォールの姿勢て気にしたことありますか?

 

 

 

 

ジグがフォールする際には、フックも水を受けてブレーキの役割になっているんです。

本当に少ない極僅かの力ですが…

 

 

 

 

という事は…フックを

フロント、リア両方に付けている時

フロントのみに付けている時では

フォールの姿勢が変わってくるんですよね!

 

 

 

 

めちゃくちゃ大雑把に、かなりオーバー気味に書いてみるとこんな感じです↓

 

フロント・リア両方 ツインフック(同メーカーの同シリーズ、同サイズの場合)使用↓

IMG_4619

フロントフックのみの場合↓

IMG_4620

↑コチラはどっちかというと、上げの釣りメインの時に良いですね!

 

 

とこんな感じで、

水を受ける力は極僅かですが、その僅かな力だけでも変わってくるので

個人的にはかなり重要視してます。

 

 

 

 

それと、フォール姿勢が水平に落ちるか斜めに落ちるかに関しては、特に魚の反応に直結すると考えていますので、特に重要な点と考えます。

 

 

 

 

 

 

そして、フックの軸が太ければ水の受ける面も増すので、抵抗が増えます

であればもう少しブレーキの役割になる抵抗が増すので、より魚に対して見せる釣りができるのでは?とも思ったりしますが、伊勢湾のタックルバランスでは太軸のフックだと「フッキングが決まらない」問題が出てくるので、何とも言えません…

 

 

 

 

 

あともう1つ!

現場で良く目にするんですが…

 

フロントとリア、まったく別のメーカーさん同士でフックサイズも全然違う物を付けている方が…

それもフォール姿勢に関係してきますので、要注意です…

さっきのブレーキ(抵抗)の話も軽く関わってきますが…

IMG_4622

こちらも上記のように、

食わせる時に出るデメリット、食わせた後に出るデメリットが考えられますので、

首を振る青物狙いの時には、やめておいた方が良いと思います。

※あくまで自論です

 

 

 

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ロケ用にステキ針さんの『輝 #2/0』をシーハンター 15号 1.5cmで組んだ物

 

 

 

 

 

 

そしてそして!

フォールで食い上げた時にリアに食っていることよくありませんか?

IMG_E4624

↑こんな感じ

この子はボトムからの立ち上がりだったかな?たしか。

 

 

基本的には、青物は頭から丸吞みしてくることが一般的なんですが、フォールの釣りに関してはフロント、リアどちらも食ってくることがあるので、リアを付けた方が良いという結論になったりもします。

自分の中では、水温が関係すると考えてはいるのですが、決定的な確証が持ててないのが事実…

ただ、水温が低くなる冬の時期によくある事で、ボトムべったりに反応が出るようなエリアでは特に多いように思えます

 

 

 

 

ここまでの話を踏まえ、フックセッティングをするとするならば…

『フロント・リア共に同じメーカーの同じ種類の同じサイズの同じアシストラインのフックを付ける』

このセッティングで行けば大方間違いはないかと…

 

あくまでも!伊勢湾の伊良湖周辺エリアでの話!

 

 

後は行ってみて、その状況次第でシングル同士にするか、前だけか、フックの軸の太さを変えるか…

といったところでしょうか?

 

 

 

 

 

考え出したら、キリがないですね…(笑)

考えながら釣るから面白いんですけどね(笑)

 

 

 

 

といった感じで伊勢湾のフックセッティングをめちゃくちゃ大まかに大雑把に考えてみました。

この話は伊良湖エリアメインの話になるので、鳥羽のエリアに行けばまた釣りも変わりフックセレクトも気にする点が変わってきます。

 

 

IMG_E4623

写真掘り返してたら若すぎる時の自分が出てきて少し悲しくなりました…(笑)

 

 

 

 

 

 

 

鳥羽エリアでのセッティングや、日本海の敦賀、三国、小浜、丹後エリアでのセッティングなどなど…気になる方は店頭で♪

 

あくまでも自論になります。

プロの方はもっと深堀して事細かく細分化している方も見えますので、全てあっているわけではありませんが、少しでも理解が深まればと思います ♪

 

 

 

 

ではまた。