オフショア ジギング

2025.02.28

スイベルとソリッドリング どっちが良いの?

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ジギングの際に使う

『スイベルとソリッドリング どっちが良いの?』

 

よく接客時にも聞かれることが多いので、少しご紹介します!の回。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

 

最近、「ロバみたい」て言われます …

 

誰が馬面だ!笑

 

て言うと、だいたい帰ってくる答えは大方

「ロバは馬の中でも可愛いじゃん?」

 

 

いやぁ・・・・・・・・・・

一緒じゃね?笑

 

間接的に馬面言うてない?笑

 

ディスってない?笑

 

 

 

 

 

 

 

みたいな下りが今年に入ってから何度かありました。

 

どうも。フィッシング遊 馬面 代表

『オフショアチーム』所属 名古屋南店 野田です。

 

むしろ持ちネタにしようかな。笑

の方が吹っ切れる気がする。うん。

 

 

 

 

 

 

という事で!

店舗での接客中によく聞かれる

『スイベルとソリッドリング どっちが良いの?』案件!

 

お答えいたしましょう!

 

ちょっとだけね?全部言うと店来る必要ないじゃん?

私共的には、やっぱ店舗に来てくださったお客様には100%の答えを返したいので、ここは全てを書きません!

敢えて!

 

でも結論はしっかり書きます!

理由の所は、少しだけにします!

 

 

 

 

 

そもそも!

「ソリッドリング」て何ぞや?

 

たまにあります!

 

皆さんスプリットリングは知ってますよね?

二重になってるリング!

 

ルアーとフックを繋いでいるリング!

あれがスプリットリング!

 

ソリットリングはですね…

鉄の丸をくりぬいて輪っかになっているようなリングです!

分かりづらいな…

 

 

これです!↓

IMG_4943

最初からこうすれば良かった(笑)

 

 

 

 

スイベルは皆さん知っての通りこれ↓

IMG_4944

 

 

 

 

 

そもそも、

ジギングで一般的に使われるのは「ソリットリング」なんです。

 

えーーーーーーー。

て思った方多いと思います!

 

名古屋の方、特にスイベル使われる方が多い気がしてます!

売れ数的にね!

 

 

 

そもそも、それぞれの特徴って何?から行きましょう!

 

ソリッドリング

1本の鉄のリングなので、破断強度が強い(無溶接なら尚更)強度の割にサイズが小さく済むので、ジグのアクションに干渉しにくい

 

スイベル

回転するので、糸ヨレを防ぐことができる(完全に防ぐことは不可能)

 

 

 

それぞれのデメリットはというと、

 

ソリッドリング

糸ヨレしやすい物によってはリングに角があり、ラインが傷つきやすい

 

スイベル

破断強度が弱く、強度の割にサイズが大きい劣化してくると回転しなくなる

 

とこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

それなら、使い分けは?

 

個人的には、

 

一定のアクションをする釣り(ジグを飛ばすような釣り)、水深が浅い(~60m前後)場合は、ソリッドリングを多用します!

逆に、早巻き系の釣り(ジグが回転しやすくなる釣り)、水深が深い(80m以上)の場合は、スイベルにしたりもします!

 

あとは…タチウオジギングは絶対にスイベル!回転しながら上がってくるので!

 

 

これが大方の判断基準。

 

 

 

 

 

もっと自分の釣りに合わせて話していくと

 

完全にヒラマサを狙う場合→ソリッドリング

ブリジギングの場合→スイベル

 

にします!

 

 

その理由もちゃんとありまして…

 

ヒラマサやカンパチ等の動体視力が良いと言われている魚に関しては、「一定のアクションの中に不規則な動きが少し入ってアクションが乱れると見切っていく」というのを聞いたことがありまして…

それからかなり試していたのですが、確かにジグの後ろに着く感覚はしっかりあるものの喰いきるまでいかなかったことが今までに何回かありました

その後、ソリッドリングにして同じことをすると、ヒラマサがジグでしっかり食ってくるように。

※福井エリア(敦賀、三国)で特に感じたこと

 

自分は、その経験からヒラマサをジグで狙う際にはソリットリングにしています。

※長崎の平戸や五島エリアではスイベルを使うことも

 

後は、ドラグ負荷をしっかりかけての釣りになるので、強度面でソリッドリングにしている面もあります。

魚からしたらジグについている金属パーツはただ邪魔な物でしかない。

ジグのアクションにも左右されてくるので、極力小さいもので納めたい。でも強くないと魚が獲れない。

そこからソリッドリングを使っている理由も1つあります。

 

 

ソリッドリングと言っても種類がいっぱいありますが、その中でも特にオススメなのがコレ↓

IMG_4946

カルティバさんの「ソリッドリング」シリーズ。

 

その理由として、リング自体が角ばっておらず、リーダー結束時にリーダーが潰されにくい事。

なぜここが重要かというと、高負荷をかけた時に特に負荷がかかる個所がリングとリーダーが触れ合う部分。そこでリング側が角ばっているとリーダーが潰されてしまい切れやすくなります

 

チモト切れの原因はほとんどこれ

 

なので、そのリスクを少しでも無くすために自分はこのリングばかり使ってます。

 

 

 

 

 

 

逆に、ブリ族は変化に弱い魚

スピードの変化だったり、動きの変化 等々 何かしらの変化があるとつい口を使ってしまう

そんな魚なんです。

 

よく釣り番組やプロモーション動画の中で、「変化を入れていくと釣れる」みたいな事を言っているの知ってますか?

 

ここで「あーーーーー確かに。」て思った方は、

しっかりメーカーさんの動画を見まくってる方かめちゃくちゃ真剣に勉強しながら見てる方ですね (笑)

 

 

自分はその変化(スピード、ジグアクション)の他に、ジグの回転も1つの変化だと考えてます。

ブリ族は、ヒラマサやカンパチ等の動体視力の良いと言われる魚に比べ、強波動の物でも口を使ってくる。

「反応するジグアクションの幅が広い」と思ってます。

※海域で多少の差や癖はあると思いますが

 

 

なので、よくやっていたのが

『早巻きストップ(ストップ&ゴー)』の釣りにジグの回転を加えて釣りを組み立てる。

 

早巻き時間をいつもより長めに(5m前後あれば十分)とり、プラスで巻きスピードも少し早くします。

そうすると、どこかで絶対にジグが回転する。

 

 

 

テンションに違和感が一瞬あります。

「グルンッ」て感覚が。

 

その回転する際の水押し、波動もうまく使ってやると反応させられる魚が増えます!

経験上!本当に!

 

 

 

 

 

 

中深海のスロージギングなんかはソリットリングの方が良いですね。

 

それは何故か。

 

水深が深い場所でジグを動かそうと思ってもなかなか動いてくれない

プラス、スイベルなんて入れたらそのジグ本来の釣れるアクションが狙ったレンジで出せない

=魚の反応する数が減るチャンスを自分で減らすことになる

 

と個人的には考えてます。

 

 

 

 

あとよくあるのは、トンジギ!

個人的にはトンボの引きはそこまで大した強さでもないので、スイベル入れてもらっても良いと思ってます。

 

レンジも上が30m前後から下が180m前後と深い場所までやるので、回収時にも回転しながらジグが上がってくる

そうなれば糸ヨレを起こす。

 

マグロ自体も、ランディング前のラスト20m~30mは船の下を回転しながら上がってくるので、糸ヨレをもっと起こしやすくなる魚の不可もかかっているので、普段以上に糸ヨレが原因のブレイクが増えやすくなる

 

それもあってスイベルでも良いと思いますよ!

 

その代わり、魚が魚なので!

安いスイベルは避けて、しっかりしたメーカーさんの物を選択してください!

ただし!無駄にデカイ物は絶対にNG!

 

トンジギなら80lb不可で耐えられる物なら獲れます!

キハダやメバチが入る時期なんかは120lbや150lb前後の強度の物を入れてもらっても良いですが、ビンチョウは絶対にもっとライトで良い!

 

 

 

 

個人的には、

ブリジギングで使うなら「カルティバさん カップリングBB #1 50lb」

マグロジギング(キハダ等 リーダーを100lb以上の物を使用する場合)では「CB ONEさん スイベルXX #3 148lb」

が個人的にはオススメです!↓

IMG_4945

 

 

 

 

 

とこんな感じです。

 

 

人それぞれ意見が分かれるところではあると思います。

自分も経験しなければわからなかった。というか気にもしなかった。

 

1つの参考例として1度試してみてください!

 

 

 

 

 

ではでは。