オフショア キャスティング

2025.01.28

トッププラグのウェイト調整のあれこれ

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こんにちは。

 

 

昨日、土岐のアウトレットに買い物に行ったら見事に花粉の襲撃を食らいました。

店舗に入るや否やくしゃみ止まらず、鼻が捥げそうでした。

1月というのに今年の花粉シーズンが恐怖です。

 

 

 

 

“オフショア チーム”所属 名古屋南店 野田です。

 

 

今週、またしても大時化。

今年の初釣りはいつになるのか…果たして初釣りもできるのか…

初釣りといえるような時期に初釣りを迎えそうです (笑)

 

 

 

 

 

 

 

前回、トッププラグのフックセレクトについて少しかなり浅くご紹介させていただきましたが、フックセレクトだけでは綺麗にアクションが決まらない時も多々あります!

海況(波足が高い)、塩分濃度、アゲインストでキャストしなければいけなくなった場合(風上に向かって投げる)等々、その時々の状況に対応していかないとうまく魚からの反応も得られないような時があります!

 

 

なので、その解決方法として今回も少し浅くではありますがご紹介できればと…

 

 

 

 

 

まず!トッププラグそれぞれのサイズの適合フックサイズはこんな感じです↓

・130mm~140mmプラグ:#1/0サイズ(3.2g)

・160mm前後プラグ:#2/0サイズ(4.6g)

・180mm~190mmプラグ:#3/0サイズ(6.9g)

・200mm~220mmプラグ:#4/0サイズ(9.0g)

・230mm~240mmプラグ:#5/0サイズ(11.6g)

トレブルでの基準ではありますが、このウェイトを軸に足すのかを考えていくことが多いです!

ただし、ルアーそれぞれで適合するフック重量は異なりますので、まずはそのルアーの基準値から始めることが多いです!

 

 

 

 

 

次に、同じプラグ(同サイズ)で適合フックと1つ大きいフックを付けた時の浮き姿勢がどうなるか。

実際に浮かべてみました!

※淡水の為、海水に比べ浮きづらいです。(塩分濃度の関係で濃度が低いと浮きづらい)

 

 

今回比べてみたのが、

DAIWA SALTIGA ”CUDDLER 185F”

適合フックサイズは、#2/0~#3/0(4.6g~6.9g)

 

今回は、ST-66(カルティバさん)の #3/0 (6.9g)と#4/0 (9.0g) を付け比べてみました!

IMG_E4652

左:フロント・リア共に#3/0 (6.9g)

右:フロント・リア共に#4/0 (9.0g)

 

出来れば、水槽で浮かべたかったのですが…高さが足りず…

でも、浮き具合が全然違うのがわかりますね!

 

 

フックの大きさを1つ変えただけでも、ここまで変わるんです!

 

 

 

 

もう1本も浮かべてみました!

 

DAIWA SALTIGA ”DIVE STAR 165F”

適正フックは、フロント・リア共に#2/0 (4.6g)

 

今回は、ST-66(カルティバさん)の #2/0 (4.6g)と#3/0 (6.9g) を付け比べてみました!

IMG_E4656

こっちは水槽で浮かべられたので、わかりやすいかと思います!

 

左:フロント、リア共に#2/0 (4.6g)

右:フロント、リア共に#3/0 (6.9g)

 

真横から見るとここまで頭の出具合が違うんです。

これだけで良くも悪くも、かなりアクションに影響が出ます。

 

 

 

 

基本的な、フックウェイトの判断基準としてはこんな感じ↓

 

・凪の日:そのままの適合フックサイズ

・風があり波も少し:そのままで試してみて、滑るようならスプリットリングを1つ大きくしてみる

※スプリットリングはフックよりも微調整が可能

・立っているので精一杯な日:フックサイズを1つ上げる

 

これである程度はアクションが決まってくるようになります!

変な引き方をしなければですが…

 

 

 

 

 

 

そして!

フック以外にも調整ができる物があるんです!

 

しかも、プライヤーも何も要らない!

超便利アイテムが!!!!

 

 

 

 

 

それがコチラ↓

IMG_E4661

VARIVASさん “TGグレネードシンカー”

 

グレネードシンカー自体は、鉛とTG(タングステン)と2種類あるのですが、鉛だと1つの粒の大きさが大きくなってしまい、フックに干渉。アクションに大きく影響してくる為、TGモデルがオススメです。

 

実際に、玄界灘のヒラマサキャスティングでは使っている方が多かったりします ♪

 

 

 

形はこんな感じ↓

IMG_E4664

フック型になっているので、取り付けも取り外しも簡単!

オススメウェイトとしては、0.9g、1.8g、2.5gが分かりやすいのでオススメです!

 

主に1.8gを使用することが多いですかね?

0.9gはスプリットリングで調整可能範囲なので、リングでしちゃいます。

※アクションを少しでも崩したくない為

 

 

基本的には、リアのアイに付けることが多いです!

ただし、状況によって、狙いのアクションによってはフロントのアイに付けることも。

 

 

 

フロントに付ける場合は、浮き姿勢を直立ではなく斜めにさせたい時。

こうすることで、よりダイブしやすくなったり、水面まで出てきづらいような日にあえて水面直下で喰わせることが出来るようになります。

 

IMG_E4669

実際に付けてみるとこんな感じ↑

シンカー自体はかなりコンパクトなので、アクションに影響が出にくい!これ大事!

 

 

 

 

キハダやクロマグロ等のマグロキャスティングゲームでは、リアに付ける方が反応しやすいように思えます!

重心がよりリアに固まるので、浮き姿勢がかなり安定するようになります!

 

ナブラ打ちの時って、基本放置なこと多くないですか?

放置な時ほど、ウェイト調整して基準よりもほんの少しだけ沈ませる(頭のアイとヘッドは水面に出る状態)にするとバイト数増えます!

本当に!

 

 

 

逆に、ヒラマサやGTのキャスティングゲームは基本誘い出しになりますので、アクションが命。

フロントに付けてアクションの調整をしていくとチェイス数、バイト数は増えていきます!経験談!

※基準のウェイトではアクションが決まらない、水面まで出きらない時に使用

 

 

 

 

 

その時々の状況ですぐに調整が出来るので、本当にオススメ!

1袋ずつBOXに入れておくだけでも引き出しはさらに増えますよ!!!!!

 

 

 

 

 

 

とこんな感じで、フックのウェイト調整でプラグのアクション、浮き姿勢、引きやすさ全てが変わります!

ちょっとの差でもルアーには大きな差。

 

気になったら絶対にやった方が良いです。

絶対に善かれ悪かれ、結果は出るので!

またその結果から次を考えれば良い。

 

 

 

 

 

ロックショアされる方!オフショアのトップゲームされる方!

是非!試してみてください!

 

 

 

 

 

ではでは。