名古屋南店
2025.01.24
こんにちは。
またまた時化神様が降りてこられたのか、釣行予定日前日から爆風予報になりました…
そのままウネリが残って…また……
そんな予感しかしません。
時化神ワールドカップがあれば優勝できる自信しかありません。
“オフショア チーム” 所属 名古屋南店 野田です。
行ける週に限って寒波が「こんにちは」してくる…
行けない週に限って綺麗に良い凪。
悲しい…
ここ数回はジギングで特に知っておいていただきたいポイントをいくつかご紹介させて頂きました。
個人的に試して気づいたことなので、自論でしかないのですが…
ジグの事ばかり書いてもネタが尽きる一方なので…(笑)
ジグと同じくらい奥の深い変態チックな世界が存在するキャスティングゲームのプラグについてかなり浅いお話を…
オフショアキャスティングやロックショアのメーカー様のプロモーション動画やSNSの釣果写真の中で
プラグについているフックがトレブルだったり、ツインだったり、シングルだったり…
付いているフックが違う事ありますよね!
あれって、どんな基準で使い分けるのか…
そもそも何で使い分ける必要があるのか…
気になったことないですか?
自分はヒラマサを始めた当初、気になり過ぎて九州の友達に聞きまくってました (笑)
それから実際に釣行の際に試したり、近くの川でキャスト練習がてらフックを付け替えて試したり…
なので、個人的に気付いたこともありまして。
それぞれの利点、使用するタイミングから考えてみましょう!
・トレブルフック
→フックの支点が3点の為掛かりやすい、使うプラグの釣れる波動を出すには一番アクションが決まる、ウェイト調整しやすい…
・ツインフック
→弱い波動に反応が集中するがシングルフックではアクションが決まりにくい、シングルよりも掛かりを良くしてバレにくくしたい…
・シングルフック
→使用プラグがデカイ、キビキビとしたレスポンスの良いアクションに反応が集中する、魚がデカイ、シイラ・サンマパターン時…
その他利点、使用するタイミングはあるかと思いますが、こんな感じで…
その中でも
『波動を出す』、『プラグのレスポンス』を絡めて使い分けをご紹介。
考え方的には、動体視力の良いヒラマサやGTをターゲットとする時に参考にして頂ければと思います。
まず、『波動を出す』所での使い分け
ルアーは泳ぐ際に、「水を受け、その水を搔き乱しながら動く」。
その際に付けているフックにも水を受ける訳で。
その受ける面(面積)が大きければ大きいほど抵抗が増し、動きが大きく激しくなる傾向があります。
※プラグによっては抑え気味のプラグもありますが
それを図に書いてみるとこんな感じ↓
画質悪いな…
トレブルとシングルを比べてみると、水を受ける面が
3点と1点と違ってきますよね!
もっと身近に分かりやすくすると(分かりやすいかは人それぞれかもしれませんが…)、
カヌーや手漕ぎボートで考えてみてください!
パドルが3本で動かす場合と、1本で動かす場合
どちらが安定して力強く進めるか。
勿論、本数の多い3本の方が力強く安定して進むはず。
容量は違えど、考え方としては同じです。
舵の役割となる物が多ければ多いほど力強く安定して動く。
例え大丈夫だったかな…
トレブルの場合、ルアーが動こうとする際にフックに水があたりベレーキがかかる。
プラグが小さい場合、シングルフックセッティングだと水切れが良すぎてミスダイブを起こすようになります。
プラグが進む力よりもフックにかかるブレーキの力が小さい為に、水面を割ってしまう。
しかし、トレブルに変えると水を受ける面積が増し、舵の役割をするため綺麗に泳ぐようになる。
そして、使用するプラグサイズも関係が。
図でも少し記述してあるように、ルアーが小さい(水を受ける面積が小さい)と水噛みが悪くなってしまうため、シングルフックを付けるとミスダイブ(水面を滑る等のミスアクション)するようになります。
その為、140mmプラグや160mm前後のプラグには圧倒的にトレブルがオススメ。
※アクションにキレを出したい等レスポンス面で状況に合わない時は除く
逆に、240mm以上の大きなプラグになればなるほど水を受ける面積が大きくなりすぎてしまい、トレブルを付けると動きにキレが無くなってしまう事があります。
これに加え、大きいプラグに関しては浮力が高すぎる故に既存品のトレブルフックでは釣り合わないことも。
(300mmほどのプラグが特に)
また、
大きなプラグを使う=ベイトとなる餌がデカイ
=激しく本気喰いしてくる
となるとトレブルの場合、腹に掛かったり、口以外の場所にフッキングしてしまいファイト時のアングラーに対する負荷もかなり大きなものになってしまうのも理由の1つ。
プラグサイズ、理想のアクションそれぞれで使い分けも必要になると思いますが、
個人的にセットするなら
・140~160mm前後のプラグ→トレブル
・180~200mm前後のプラグ→トレブル or ツイン
・200mm以上のプラグ→ツイン or シングル
でセットしてその日の状況によって、
動きのキレを上げたいのであれば、支点となるフックの数を減らしていく。
実際に190mm前後のプラグには、フロントにトレブル、リアにツインフックを付けてアクションを合わせている物もあります。
基本的に、フロントにはアクション、ウェイトの軸になってもらいたいので、フック本数を多くしてます。
※アクションを安定させるために
物によっては、フロントにツイン、リアにシングルでヌメヌメアクションに。
リーディングを鋭くすれば、キレのあるアクションを出せるように調整している物も。
正直、プラグそれぞれのアクションに合わせてのところになってしまいますが…
この調整もまた面白いんですよね~。
大好き。こういうの。
マグロキャスティングに関しては、トレブルの方が良いと思ってます!
キハダの場合は特に、ベイトはイワシや子サバ、子トビ等大きくても20cmまでのベイトがほとんど。
ナブラ打ち、誘い出しと、その時になって見ないと分からない。
チャンスもかなり少ない釣りなので、フッキング重視のトレブルがオススメです。
上手く書けなかったかもしれませんが、
同じルアーでも付けるフックの種類によって泳ぎが変わってきます!
※同じウェイトのフックの場合
東海エリアでは、なかなか馴染みの少ない釣り物になるかもしれませんが一度お持ちのプラグのフックセッティングを確認してみては…
プラグのアクションの癖で使い分けが出来るようになると、より魚のストライクゾーンに近づけることが出来るので、釣りの組み立てがさらに楽しくなりますよ ♪
また来週も大時化だな…
ではでは。
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