ショア ライトソルトゲーム

2025.07.05

三重県ショアソルト カヤックチヌ個体差!編

 237 ビュー

三重県ショアソルト カヤックチヌ個体差!編

ソルトショアチーム所属の薗田です。今回はカヤックにてチヌのトップゲームで魚の個体差を感じた釣行レポートです。

 

最近のチヌのトップゲームで感じる事は、とにかく活性が低く風が吹いても、夕方になっても、潮が動き出しても…、ルアーを追わない…。何かの変化で突然活性が上がりルアーを懸命に追うチヌがほぼ居ない?8時間以上カヤックで追いかけているが、群れているチヌはほとんどヤル気無し!

 

というパターンが続いているので岸沿いのカケアガリに着いたチヌをメインに狙うようになった最近のチヌトップゲーム!まぁ本来のベーシックな釣り方なんですが…。小1時間ほど岸沿いを打ち続けながら風に流されていくと…、そろそろポイントが尽きそうになったその時でした、ルアーの後ろの水面が突然大きく盛り上がり!次の瞬間 『 ガボン! 』という爆音と水面爆発でロッドを引ったくる衝撃!!5ftのグラスロッドを目一杯ひん曲げられカヤックごと引きづられるファイトを堪能してキャッチ♪ コンディションの良いチヌでした。

PXL_20250702_005519298_copy_2016x1134

 

 

続けてバイトが有りましたが…、『 ボシュッ!ボシュッ! 』と5回も吸い込まれたのにブッキングせず、しかもカヤックまで30㎝ほどの距離まで追いかけて来る始末、こんなにカヤックを怖がらない個体は珍しい、同じチヌでも警戒心が薄いのか、ルアーに夢中なのかは分かりませんがココまで執着する個体は初めてでした。いつもはカヤックの3m以内にはルアーを追いかけるのを止めてしまう事がほとんどです。

さらに反応してくれる個体が続いてもう一匹追加!

PXL_20250702_005720290_copy_2016x1134

 

 

今日は、カケアガリに着いたチヌの反応が良さそうです!風の吹かない時間帯は水面がツルツルでキャストしたルアーが着水して空中のラインがその後に水面に落ちるのですが、ラインが落ちると水面近くに居るチヌは全てて逃げてしまいます。

しかし、風が吹き適度な波ができるとチヌの活性も上がりラインに対しての警戒感も無くなりバイトが出やすくなります。流れに対して上流に向いて居る個体が隊列を作っている群れだと反応する個体が1〜2匹いるので反応を得られるチャンスが増える気がします。

PXL_20250702_005359937~2_copy_720x466

 

 

数枚のファイトを堪能して、カケアガリの個体を見切り瀬頭に着いた活性の高そうな個体を狙いアップにルアーをキャストしてワンアクション目で水面爆発!!派手なジャンプでシーバスが楽しませてくれました。

PXL_20250702_034207051_copy_2016x1134

 

 

 

しかし何千枚と群れているチヌも、何かの変化がないと口を使ってくれないのでチヌのトップゲームの難しさと、魚それぞれの個体というか性格もあるようなチヌトップゲーム、なかなか奥が深そうですね~。