ショア ライトソルトゲーム
2024.10.25三重県ショアソルト メッキの視覚?編
ソルトショアチーム所属の薗田です。今回はメッキの活性と太陽光の強弱が関わっているのか?の探求釣行へ!
そろそろメッキのシーズンも終盤に差し掛かりつつあります。しかし今季も水温が高く、なかなかメッキの群れが固まらないので単発チェイスがメインで、1キャスト1フィッシュの大爆釣!とはいかない状況です!そろそろサイズも尺近い個体が入ってくる時期なのでそいつを釣りたい!
となると…、やはり群れが固まって競い合わせてヒットに持ちこまないと尺クラスのメッキは視覚がかなり良いのでルアーを見切られてしまい釣果に結びつかないことが多いみたいです。
尺サイズのことは置いといて、今回はメッキの素晴らしい視覚の事を書きたいと思うキッカケの釣行でした。
キャストして着水と同時に超ファーストリトリーブ!連続トゥイッチに反応してチェイス!水面が盛り上がった次の瞬間に水面爆発!そしてヒット!これが通常のヒットパターン、しかし高活性のメッキはキャストした飛行中のルアーを見ているようで、着水と同時にリトリーブに入る直前にルアーをロックオンしているようで、最初のルアーが水面に出る瞬間にバイトしてきます。
広い視野もスゴイのですが、ルアーの放つ光の強弱と太陽の角度に敏感な魚で、フィーディングポイントに対して太陽を背にしているか?逆側かでチェイスからバイトの強さに極端な差が出ることが多くメッキの視覚には対象物(ベイト)を見分ける能力の高さがハンパない事も感じます。
メッキがルアーの手前5〜10㎝までついてくることがありバイトに至らない状況の時にこそ太陽の当たる角度を変化させてヒットに持ち込める事も良くあります。この事象はルアーのボディの反射光をメッキが見分けている証拠だと考えられます。
とんでもないスピードでベイトフィッシュを捕らえる事のできるゲームフィッシュの中でもメッキは最高の対象魚!メッキの視覚能力を逆に利用してさらなるサイズアップを狙って残り少ないシーズンを楽しみたいと思います。