オフショア キャスティング
2025.05.20
こんにちは!
ヒラマサとのファイト中に足の裏を攣りました…
年齢と身体年齢が比例しておりません…
身体年齢の方がかなりいっちゃってるみたいです。
年を実感しながらヒラマサとファイトしておりました。
オフショアチーム所属 名古屋南店 野田です。
4月頭に三国沖に春マサチャレンジに行くも、半分以上を船酔いで時間を費やしてしまい一切納得いかない釣行に。
今回は、三国に通いだす前にかなりお世話になっていた
『敦賀 ビッグフィンスクイッド』さんでヒラマサキャスト!
今の釣りの基礎も ビッグフィン 畑船長 から教えて頂いたことも多く、ビッグフィン無くしては今の自分がいない程。
実際に船長も釣りをするため、現場のガチなお話が聞ける!
↑ 自分自身が成長するには本当に重要なこと。
今年は例年に比べ、2週間程水温の上昇が遅れているようにも思えます。
てことは、まだまだイケる!!
サイズもまだまだ狙える!
まだ暗い時間から準備をして、いざ沖へ!
ポイントに向かいながら日が昇る ♪ 綺麗ですね ♪
ここ最近の状況とベイト、魚の遊泳レンジ等々、釣りを組み立てるうえで必要になる情報はポイントまでの移動中に船長をコミュニケーションを取りながら、情報収集するのが必須。
事前に得た情報としては、
・30m~はカタクチベイト
・瀬周りに着くヒラマサからはベイトが出てこないことが多い
・魚は濃い
・ブレイクしていくサイズも一定数いる
・アベレージが3~4kg
・場所によって10kgクラスのブリも入っている
・プラグサイズは小さめ、波動弱めの方が良い
とこんな感じ。
そして、春の魚の傾向として
・ベイトは小さい(15cm以内)
・遊泳レンジは浅め
・ベイトについて瀬から離れる個体も
・夜の冷え込み次第でマズメの反応が変わる
この4点は100%考えておくべき条件。
事前情報と春の魚の特徴から、タックルは以下の通りに
① ロッド:8.3ft 2番クラス(MLクラス)
リール:25ソルティガ 14000-XH ※ドラグ負荷 直線5.0kg 設定
ライン:PE 3.0号
リーダー:ナイロン60lb
② ロッド:8.2ft 2/4番クラス(ML~Mクラス)
リール:20ソルティガ 14000-XH ※ドラグ負荷 直線5.5kg 設定
ライン:PE 3.0号
リーダー:ナイロン70lb
の計2タックル。
トップの反応が少ない時間帯用にシャロージギングタックルも用意。
使用プラグは、130~150㎜。
各ポイントの魚の遊泳レンジによって交換しながら、その日の反応する波動を探っていきます。
夜の冷え込みがキツかったからか、朝の流しは1チェイスのみ。
波動があってないのか、表層水温が低すぎて水中バイトしか食わないのか。
その後、角度やコースを変えて流し直すもなかなかチェイスもバイトも無く…
自分も船長も期待していた1級ポイントも3流しで3バイトのみ…
いずれもプラグの後ろで「モワッ」と出るだけ。
完全に見切ってます。
移動中、船長と話しをしていると
「丁寧に引きすぎかもしれんね!見ててめっちゃキレイやもん!」と!
「いつも初心者さんでもボコボコ出てくるくらいだから、泡の意識もしても良いかも!」と!
というこいとで!雑にいきます!
シイラパターンのように少し大雑把に!
ただし、マイクロベイトには変わりないので、移動距離は短くショートピッチに!
ダイブする際の入力を少し強めて、泡を嚙ませながら素早くダイブするように!
アクションを変え始めて2流しくらい後…
気温も上がり、水温も朝の16℃から17℃に!
そして……『バコンッ!』
テンションがしっかり乗り切るまで巻き、テンションを貼ったままフッキングを入れてプラグをズラします!
横に走ったので、「ヤズやな~」とか言ってたら船際で一気に下に…
ヒラ確定 ♪
ネットに入れるサイズでもないので、ブッコ抜き!
キレイなヒラゴ!
3kgくらいですかね?
ヒットプラグは、
DAIWA SALTIGA ROUGH RIDE ヒラマサチューン 140F
#アデルマイワシ
イワシ等のマイクロベイトには本当によく効くんですよね~
140と160の2サイズありますが、今回は140の方で ♪
引くコツもあるので、どんな引き方でも良いわけではないですが!
武器になるとめちゃくちゃ強い味方!
その後も同じアクションで…
ヒラゴ追加!
4kgくらい…少しだけサイズアップ!
この子も同じく『ラフライド ヒラマサチューン 140F』
カラーは今年発売されたばかりの『#クルーズカスタム カラー』!
福岡に行く時は、お世話になっている 遊漁船 クルーズ 赤間船長 カラー!
個人的にオススメなのが、この子が喰ってきてくれた『#HMネイビーボーン』と『#HMゴーストグリーン』の2色!
フラットサイドだからこそのフラッシングと水押し。
マイクロパターンの場合は、移動距離をいかにして抑えるかも重要ですね!
遊泳レンジが中層~表層に浮いている個体に特に効くように思えます。
その後、沖で鳥山が!ヤズのスーパーボイル!
可能性は少ないかもしれませんが、その中にヒラが混ざっているのを期待して…
春なので、瀬から離れたフラットな場所でもベイトがいれば着いていることが多いんです!
しかーーーーーーし!
怒涛のヤズ祭り。
釣れすぎて写真撮ってません。
船長の生け簀にお入り頂きました (笑)
交換するのも面倒だったので、ラフライドで一網打尽 (笑)
ボッコボコ。ヤズだけど。
一緒に同行したお客様も連発してヤズ!
の中にまさかのヒラゴが1匹!やはり混ざってましたね!
お腹いっぱいなので、再び瀬周りに!
ガチでヒラマサ狙います!10kgオーバーは絶対に入っているので!その自信しかない!
後はその魚を出せるかどうか…
少し風も強くなり、海面がバサついてきたのでプラグをサイズアップ。
時折、ボイルも起きるように!
着水後、5m~10m早巻き。その後は泡を噛め瀬ながらショートピッチで移動距離を少なく引く。
これが今回のヒットパターン。
↑ヒラの話
するとやはり!
4kg程の個体が奪い合い!完全に活性MAX!
ルアーサイズを上げたことも良かったのか、着水後早いタイミングから追ってきてくれました ♪
ヒットルアーはコチラ↓
SALTIGA CUDDLER 160F #ブルーグロー
フロント:ST-66 #2/0、リア:カルティバ ジガーミディアムチェイス #5/0 ツイン
この組み合わせのアクションが◎!
お試しあれ!
時間が経つにつれ、追いのしつこさも無くなり始め波動、キレ次第でストライクするかしないかに。
少しでも下の魚を上に引き出せるように”ロール”主体のアクション且つ、移動距離を少しでも抑えられるよう
『ラピード 130F』に交換。
ダイブ時の入力も普段以上に強くしているため、ミスダイブを少しでも減らせるようにスプリットリングのサイズを上げます。
通常 #6 (0.4g) の物から、#7 (0.65g) の物へ交換。
これでフロント、リア含め、0.5g ウェイトが増すセッティングに。
たった 0.5g ですが、これだけでもミスダイブがかなり減ります!
するかしないかで魚の反応も全然変わってくる。
できることは全てやった方が良いです!絶対に!
先ほどのアクションと同じ要領で引いてくると…出るわ出るわ (笑)
考えが見事にハマりました!
綺麗なヒラゴ ♪
中には7kg近いヒラも3、4回ヒットさせることができましたが…
ベイトがシラスという事もあり、掛かり所が全部悪い…
そして、25ソルティガの巻上げトルクが強すぎて、予想以上に巻けてしまう (笑)
水深も10m少しとかなり浅い場所だったこともあり、ドラグ負荷をかけ過ぎたのか口切れ多発…
課題でしかないです。
反応するプラグも時間が経てば経つほど限定されていく。
波動はともかく、一定のカラーへの執着も見受けられました。
特に、クリア系のカラー(下側から見て透けるカラー)への執着が特に異常でしたね!
春は特に必須なクリア!
ウッドプラグでは出せないカラーということもあり、ABSやプラの強み!
ABSやプラだからこそできるカラー!
水面での乱反射が特にマイクロベイト時には効くんだと考えてます。
自分が当日使っていた「ネイビーボーン」や「ブルーグロー」、「サイトピンキー」も下から見ると透過性のあるカラー。
自分は、透過性+ホロのフラッシングも欲しく、このカラーたちを使ってました!
泡+フラッシングのアピール力でしっかり魚を寄せてスイッチを入れる。
その後、弱い波動とフラッシング効果で口を使わせる。
といったイメージ。
※あくまでイメージです。
そんなこんなでバイト数は自分のみで20発以上!
船中全員換算したら、50発以上はあったのではないでしょうか!?
年々、敦賀周辺エリアのヒラの魚影が濃くなってきています!
今いる子たちが上手く成長すれば、10kgオーバーが普通に狙えるようなフィールドになるかもしれませんね!
今年は、6月初旬まで春のヒラマサが狙えるかもしれません!
三国エリアでは、ブリの産卵も始まっているのか細身の個体が多いですが、敦賀の魚はまだまだボテボテ!
ブリの後にヒラマサの産卵がスタートしますので、いつまで狙えるか…
ビッグフィンスクイッドさんでは、キャストのレンタルタックルもあります!
是非この機会にヒラマサに挑戦してみてくださいね!
サイズの割にあの暴力的な引きはハマること間違いなし!