オフショア タイラバ

2025.03.02

今年もスタート‼日本海の春のディープタイラバ‼

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2025年に入ってもう3月…

『日本海エリアの春のディープタイラバ』

がスタート!

 

 

 

 

 

こんにちは!

 

 

 

 

 

昨日…初めて脱毛に挑戦…

初っ端から「痛い」と言われている顔面を…

 

すんごい痛い!!!!!

びっくり!!!!!!!

 

脱毛器具は家にもありまして…友達の家でも罰ゲーム感覚で威力MAXの状態で面白半分にやってはいたのですが…あんなまじまじと当てられたことは無くてですね…

 

発狂しかけました (笑)

マジで (笑)

 

 

 

 

この先もあの痛みを定期的に受けに行くと考えると憂鬱です…

『オフショアチーム』所属 名古屋南店 野田です。

 

 

 

 

 

 

はい。

今年も既に3月。

1年の1/4が終わりました…

 

ついこの前まで「明けましておめでとうございます」言うてましたけども…

 

 

 

という事で春です!!!!

花粉の季節です!!!!!

 

大っ嫌いです!あの黄色い粉!無理!

 

 

 

春と言えば魚たちもBIGイベントの季節!

そう!産卵!スポーニング!

 

という事は比較的簡単に大型が狙える時期!

 

 

もう既に準備されている方もめちゃくちゃいます…

あの釣りがスタート!!!!!!!!!!!

 

 

『ディープタイラバ』

 

その中でも、特にこれから2ヶ月ほど激アツなのが、

「日本海エリアのディ―プタイラバ」

 

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敦賀 ビッグフィンスクイッド さんにて

 

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敦賀 一美丸 さんにて

 

 

 

 

 

既に土日は満船の船が結構あるみたいでして…

凄い人気ぶり。

 

 

 

そりゃそうですよね。

落として巻くだけで、とんでもないサイズの真鯛がボコボコ釣れる時期なんだから (笑)

 

その中でも渋い日もあるので、そんな日こそ面白いのですが!

確実釣れる釣りなんてつまらない…個人的に。

 

まぁ人それぞれだと思いますが。

 

 

 

 

 

 

という事で!

これからどんどんディープタイラバの接客が増えていくであろう!その前に!

大方抑えておいた方が良いポイントを大公開します!

 

 

とりあえず、これ読んでもらってから準備してもらうと間違いないです!

下手にたいして行っていないスタッフに聞くより絶対良い!断言します!

 

 

 

 

 

まず、基本的なタックルから。

 

ロッド

タイラバロッド 6ft前後がオススメ。

シンカーウェイトが~150gまでの物がオススメです。

※これにもちゃんとした理由があります。この後で紹介します。

 

リール

小型ベイトリール PG、ノーマル、HG

※ギヤ比も選ぶ時のポイントがありますので、この後で…

 

ライン

PE 0.8号 300m以上!絶対に!

400m~500m入れてもらっても良いと思いますよぉ~(余裕があればね)

※なぜこの太さか、この長さかも後ほど

 

リーダー

フロロ 12lb (3号)~16lb (4号)を5m以上

※ここも後ほど理由を…

 

用意するタイラバ:

シンカーウェイト 150g~250g(メインは200g)

※TGの場合 120g~230g

スカート タコベイトのシステム、スカスカな細身シルエットの物

※ここも後ほどご紹介

 

 

こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではそれぞれの理由を。

 

まずはロッド。

ロッドの長さに関しては、短すぎるものよりかは長めの物の方が良いです。(6ft以上)

その理由として、1つは釣りをするエリアの水深。

この時期のタイラバのポイントとしては100m以上のエリアになります。

特にシーズン初期(3月)に関しては、120m以上のエリアで釣りをする事も多く(その日の水温、魚のポジションで変わります)、その分深い分だけ大きな水圧がかかる

ロッドの作りからして、短いロッドは調子を「キュッ」と押し込んだようなロッドになる為、同じウェイト負荷のモデルの物(長めの物)と比べても、硬く感じることが多い

そうなると、ドラグを調整してのファイトが必要となります。

プラス!タイの引きの特徴としては「鋭い首振り」が特に関係して、竿が長いとその分柔らかく感じるために力を吸収しやすくなります

首を振っても竿が吸収してバレにくい(口切れで針が外れるなど)というメリットが生まれます

 

始めて間もない方は特に、ドラグ調整もうまくできない事が多いでしょう。

であれば、他でもしっかり補助してくれるものがあった方がキャッチ率は圧倒的に上がる。

なので、長めのロッドを自分はオススメします。

 

 

そして、硬さ!(MAX シンカーウェイトのところ)

ここに関しては、個人的な意見になりますが、表記は完全無視しています!

 

~100gまでのロッドに300gを背負って全然釣りしてます (笑)

意外と多いんじゃないですかね?こういう方!

イカメタルロッドでやっておられる方も多いんじゃないかな?

泥棒竿でやっている方!いらっしゃいますよね!

 

 

表記を無視する理由ですが、

タイラバの釣りが「底まで落として巻いてくるだけ」。

特にフッキング動作もいらなければ、ジギングのようにシャクることも無い。

 

となると、ロッドにかかる負荷が皆無。

 

プラスで、先ほども既述したように、タイの引き事態が「鋭い首振り」をする魚なので、竿が柔らかい方がその衝撃を吸収してくれます!=バレるリスクが減る!

 

キャッチ率を考えてのこの考えです。

これがもう1つの理由です。

 

 

その代わり、タイラバを巻く際は出来るだけロッドとラインの角度を少なくする工夫が必要

何故か。竿が柔らかいために巻いているだけで魚が掛かったかのように曲がってしまう。そこで魚がバイトしてくるとその力(衝撃)を吸収する場所が無くなってしまい、フッキングまで至らない。

良く言うショートバイトのような状態になる。

 

図で書くとこんな感じ↓

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この角度を意識して巻いてみてください!

 

 

 

あと、なんと言ってもブチ曲げファイトがただただ楽しい!

手のもありますよね (笑)

 

ブチ曲がってる割に、上がってきたら「チッサ!」とかね (笑)

 

そこも柔らかいロッドにする理由かもしれません (笑)

 

 

 

 

 

次にリール。

 

個人的にはリールは「コレじゃなきゃいけない」とかは無いです。

しいて言うならば、ハンドル系が長くて、PE0.8号が300m以上入れば良いかな?

 

オフショア用のリールじゃなくても、バス用でも良いです(笑)

何なら自分は、バス用の「ダイワさん ジリオン SV TW  パワーギヤ」をハンドルだけ交換して使ってます!笑

 

 

なので、良く聞かれる「カウンター付き」とかそんなどうでも良い!笑

どうせ底まで落とすんだから (笑)

 

あっても無くても一緒です。

巻きスピードが表示される点は釣りの効率化、パターンの面でいうとかなりメリットは大きいかと思いますが、巻きスピードが表示されるリールって金額張る物が多くて…

それだったら、違うところにお金かけた方が良いかと…

 

個人的な意見です。

 

 

 

そして、ギヤ比!ここはマジで重要!

基本的なタイラバリールはPG(パワーギヤ)、ノーマルギヤが一般的。

 

その理由としては、巻きが楽だから。

ギヤ比が低くなればなるほど中のギヤが小さくなり、巻く際の巻き重りが減ります。

水深が深ければ、プラスで水圧もかかるので、ギヤ比が高いものほど腕が…

 

水深が深いところほど、ギヤ比の低いパワーギヤが有利になってきます!

 

 

ハイギヤもメリットとしてはあります!

 

それは…ここ結構大きいです…

 

『魚が後ろに付いたかどうか(チェイス)、潮目などの水中の変化』

がめちゃくちゃ分かる!

 

これ、めちゃくちゃ重要!

ただ巻いているだけなのに、魚の反応が分かる分からないでは、その後の釣りの組み立てが全然違う!

どの釣りでも同じですが、小さなヒントを組み合わせてその日の答え合わせをしていくので、ヒントが分かる分からないでは本当に釣果の伸びしろが全然違う!!!!!

 

伊勢湾エリアのような、ミドルレンジの釣りならハイギヤですかね!!

 

 

 

個人的には、ハイギヤ派です。

ただし、「ハイギヤで巻きが軽い」を実現しようとするとお金が…

そんな頻繁に行く釣りでもないので、自分はもったいなく感じてしまいます…

その分、ヒラマサに使いたい。

 

なので、ジリオン (笑)

ドラグもスムーズなので、かなり満足いってます (笑)

 

 

 

 

 

次にライン。

 

ラインに関しては、「細ければ細い方が喰う」!

なので、自分が取れるギリギリ範囲の強度の物が良いですかね!

 

極一般的には、0.8号か1.0号。

ただし、水深が深いので、2枚潮やブッ飛び潮を考えると0.8号以下が良い、

 

その理由としては、糸を真横に切って断面を見た時に分かりやすいかと思います。

細ければ、糸の径も小さくなる=水が当たる面積が小さい

太いとその分径も大きくなる=水の当たる面積が大きい

 

これを水中で考えるとこんな感じ↓

IMG_E4963

 

太いと太い分だけ流されやすく、綺麗に斜めに引けなくなります。

=タイのいる遊泳レンジを長く引けない=バイトチャンスが減る

 

という考え方。自分は。

 

0.6号でも良いくらい。

その代わり、竿もそれを考慮した調子、柔らかさにしないとデカイ魚が掛かった時はファイト時に切れます。

 

だから0.8号がオススメ。

 

 

 

 

そして、糸の長さ。

日本海のタイラバ(全国的に見ても)は、ドテラ流し。

伊勢湾は船を立ててタイラバをすることもしばしば。

 

ドテラになるとどうなるか。

風、潮任せで船を流すためどんどん自分から遠ざかって流れていきます。

 

仮に水深が100mだとしても、

風・潮が早ければ150mはラインが出ていくこともしばしば。

 

150m先で魚を掛けて、ファイト時に高切れしたと考えると、300m巻いてあったとしても

300m-150m=150m

残り半分ほどしかなくなります。

 

ということは…

同じ状況かなら、着底したころには糸が無くなる or 底が見えてる 状態になるという事。

ボトム付近で掛けて1stランがあったらほぼ100%糸が無くなる。

 

 

なので!最低でも300m巻き。

 

ラインも号数が細い釣りなので、安いものはオススメしません。

何故か。劣化スピードが速いから。

 

細い糸はケチると釣り最中に切れやすいです!

 

毎釣行PEラインを巻き替えるなら良いかと思いますが、そんなお金のかかることをしてもその分釣れる訳ではない。

であれば、初期投資を少しだけ我慢して、良い糸を巻いておいた方が絶対良いです。

 

300mなので、最低3,000円は出した方が良いです。

これまでの経験上。

 

メーカーそれぞれで善し悪しはあるので、ここではあまり書きませんがスタッフに聞いてみた方が良いかもですね。できればしっかり釣りしてそうな人に。

 

 

 

 

リーダーの号数ですが、PEラインとのパワーバランスを考えると、

0.8号→16 lb (4号)

0.6号→ 12 lb (3号) ~14 lb (3.5号)

が良いかと思います。

 

できれば、ここも安すぎるものはNG。

 

オススメとしては、Seagerさんの 「シーガーAce」。

安くて、たくさん入っていて、糸が柔らかくて、強度も強い。

言う事無しです (笑)

 

 

長さのところはキモがありまして、

 

ベタ凪の場合は、5m。

この5mを基準に、波が1m以上ある場合や風が吹く場合は、7m。

喰いが渋い、ショートバイトばかり等、釣行前日の釣果があまりよろしくなさそうなタイミングなんかには、10m入れてもらってよいかと思います。

 

リーダーは「クッション材」。

叩く引きも吸収してくれます。なので、長い方がバレにくい。

波が高いとその分船も揺れて、海中のタイラバも変に上下します。

そうなれば絶対喰わない。

だから、クッション材の役割として長めに取るようにます。

 

 

 

最後にタイラバについて

基本的には、200gをベースに150g~250gをメインに使っていきます。

 

この時期のメインベイトとなるのが『ホタルイカ』!

このホタルイカがポイントに入ると大爆発します。

 

その他には、イワシやアミエビなど。

 

アミエビが一番攻略が難しいパターンですが、シーズン初期は大方ホタルかイワシか。

 

ホタルイカベイトの場合は、グロー系のカラーがズバ抜けて反応が良くなります。

しかし、この時期はマフグも多くなる時期なので、外道の事を考えると少しでもアピール力の少ない「無垢」のカラー(無塗装)がオススメです。

自分も無垢のTGしか使ってません (笑)

 

 

 

 

そして、スカートのシステムとしてもタコベイトの物。

 

たなじぐさんの「タコカーリー」や

ダイワさんの「タコマラカス」、オーナーさん「スカートフック リアルスクイッド」などなど。

 

個人的には、ニッコーさんの「タコベイト 3.5in」で自作するのが好きですね。

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※写真は2.5in

 

カラーバリエーションも多く、フックの号数や軸の太さ、アシストの長さを自分好みにできるので既製品よりも好きです。

 

もちろん、自分のいる名古屋南店には届きますよ!

すんごい量が (笑)

 

タコベイトのシステムで特に重要なのが、フック形状とフックサイズ。

システム的にも、かなりのボリュームになってしまう為とにかくフッキングしづらい…

 

なので、普段以上に大きめのフックが必要です(作る際は)。

フック計上も針先がストレートの物の方が小さい力でしっかり刺さるので、ボリュームの大きいこのシステムには丁度良い。

 

個人的には、がまかつさんの「ナノチヌ 筏」の5号、6号!

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フック計上、軸の太さ、フッ素コーティング…この針が理想形すぎて大好きです。

 

 

自作される方は是非使ってみてください!

 

 

 

 

 

あと…イワシに付いた魚には、

通常のタイラバネクタイになるのですが、イワシベイトもボリューム・波動がズレると反応しなくなるかショートバイトで終わる。

 

今までの経験上、ラバーはスカスカの物。

ネクタイのカラーは、クリア系のシルバーラメorゴールドラメ や ケイムラクリア系 が良いかな~。

オススメの既製品が、ダイワさんの「紅牙 替えユニットβ SS 中井チューン」ですかね?

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渋い時やイワシベイトの時の反応はピカイチです!

自分も何度も中井チューンのユニットには助けられてます!笑

 

マダイ・アマダイ何でもイケますよ。これ。

 

 

 

プラスで「海毛虫カーリー」を!

この春の時期用意しておくと朝の時合のタイミングもスカスカ系のアピール弱めのネクタイをアピール強めの強波動に変えられるので、持っていくことをオススメします!

 

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オススメカラーは…

「オレンジゴールド」、「釜揚げオレンジ」、「グローチャート」、「クリアパープルラメ/UV」の4色は鉄板。

新色の「ラメラメゴールド/UV」なんかもイワシパターンには良いと思います ♪

 

 

 

 

 

とスーパー長くなりましたが、大方のタックルセッティングや用意して降りた方が良いアイテムはこんな感じ。

 

年間でもとにかく80オーバーが狙える数少ない時期!

そして何と言っても、「もう要らんよ…」と言えるくらい爆釣できる激アツな時期!

 

数に!サイズに!

狙って取りに行くならこの先2カ月しかない!

 

 

是非、上記のアイテムをご用意の上チャレンジしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

あ、玄界灘は春マサ始まってんなー。

こっちもあと1カ月でスタート。

 

バッチリ用意しないと。

 

とりあえず…ソルティガ買い換えて…ロッドも買い替えて…

消耗品年間分買って…トレブルのストック買って…アシストフック作って…

 

散財だ。

 

 

 

 

 

ヒラマサイキタイ!!

 

ではでは。