オフショア キャスティング
2024.05.28
こんにちは。
少し久々になってしまいました…
4月は春マサ月間。5月も春マサ月間の予定でしたが、諸事情のため今月は釣り我慢月間。
ということで、4月末の春のヒラマサ釣行を振り返ろうかと思います。
4月の4週目の大潮のタイミング。
大潮なので、0か100か。
今年の気温、水温から考えると、この週の大潮周りが怪しいだろうと予定を入れておりました…
お馴染み、三国 『海運丸』 常広船長のところへ♪
今釣行は、昨年ヒラマサキャストで初キャッチしてくれた ダイワ スティーズプロスタッフ コジコジこと小島明久プロにもお誘いして、10キロオーバーをキャッチしてもらうべく徹底指導!
そして、ヒラマサキャスト初チャレンジの 当店 田ノ岡も同行。
そしてそして、一宮店勤務時代から仲良くさせて頂き、オフショアの釣りを始めるきっかけをくれた一宮にある海鮮居酒屋『なぶら』の岸田大将にも三国のヒラマサキャストを楽しんでもらおうとお誘いしました!
当日は、同じ海運丸 “チームブルー”メンバーの方も同船して顔馴染みだらけ!
水温は通年通り。
しかし、天気は曇り…水温上昇する条件が…
※晴れている方が表層水温が上がり魚が浮きやすく、プラグのフラッシングもよく、反応が良いことが多いんです。
ベイトサイズは10㎝程のカタクチイワシでマイクロベイト。例年通り。
昨年は4月後半から小トビが入り、バイトも大きくフィーバーでしたが、今年はそうはいかない。
タックルは、
・130㎜プラグメインの 3号タックル
・160~170㎜プラグメインの 4号タックル
・160~190㎜プラグメインの 4号タックル
の計3タックル。
ベイト感度は中層。ヒラマサ感度は中層~ボトム。
ただし、ベイトが波動弱めのカタクチイワシがメインなので、ロール主体のプラグを130㎜、160㎜とそれぞれセット。
もう1つのタックルには、ウォブル強めのボトムからでもしっかり魚を引っ張ることができる150㎜プラグをセット。
ヤズ畑(ブリだらけ)のことも想定して、すべてウッドプラグをセレクト。
※ウッドプラグの方が、浮き上がりが速くレスポンス良く動かすことができる為、ヒラマサだけを選んで釣っていくことができます。
朝イチの1流し目から魚とのコンタクトができる状況で、チェイス、バイトも何発か。
その中には7キロ以上はあるであろう良型サイズも交じりますが、やはり水温が上がり切っておらず活性低め…
ショートバイト、吸い込みが弱い為、フッキングできても途中でバレてしまう…
とりあえずはバイトは出るので、魚のスイッチは入れることはできていますが、本気食い(本気で襲うバイト)まではいかないので、もっとトレーススピードを上げてピッチも細かく、よりスピーディーにテンポ良く。
コジコジさんにも田ノ岡にも一通りパターンを伝え、やってもらうとやはりバイト多発!
コジコジさんは久々のヒラマサということもあり、びっくりアワセ!笑
その次は、キレイに巻きアワセ!笑
完全に春バス (笑)
スイムジグ巻いてる感じ!スイムジグなら絶対良いところに掛かってますね!笑
↑バラしまくってます(笑)
メンバーさんもバレ、バレ、バレ…と全員でバラしまくり(笑)
案の定、船長からも煽られまくりまして…(笑)
風も変わり、10m以上吹くようになっていよいよキャスティング日和に ♪
立っているだけで精一杯くらいですが、それが良い ♪
「良く変態だね」って言われますが、ヒラマサキャストやってる人なら分かるはず ♪
ウキウキしますよねぇ~(笑)
海況的には、『波動弱めのプラグ』だと波動が魚まで伝わらず、気づかない。
その為、ウォブル主体の『波動強めのプラグ』をメインに回して釣りも組み立てていきます。
通常のウェイトセッティングだとミスダイブしてしまうので、フロント、リア共に150lbのスプリットリングを追加してウェイトを追加。
※CB ONE 『スプリットリングXX #7 150lb』を使用
↑ 1つのアイに対して2つのスプリットリングを付けてます。
これだけでも泳ぎは変わる。
ウェイトが安定して、ミスダイブが無くなるとしっかり魚は出てきます!
ヒットした場所の水深が7m前後。
魚のサイズも4kg程と小型なので、脇挟みファイトでゴリ巻き。
4kg King Fish(ヒラマサ)
Carpenter Blue Fish 45-150
他のヒラとプラグを取り合っていたのか、叩かれて擦れた跡も…♪
胸鰭下の腹周りの赤くなっている部分!魚同士で奪い合う際に擦れた跡なんです♪
可愛らしい…
その後も 岸田大将に!
3.5kg King Fish
4kg King Fish
両方とも
Carpenter Blue Fish 60-170
自分も大将もサイズは1サイズ違いますが、同じプラグ。
やはり、波動の強い物にヒラマサが反応。
波動が弱いも物、浮き上がりが遅い物には、ヤズ。
※ヤズ=ハマチ~小ブリ
田ノ岡にはヤズ。
Maria Regato 165F
ヤズと言えど、6kg?はあるサイズ。
伊勢湾ならブリですね(笑)
ヤズにかなり伸されてましたが…(笑)
その後もコジコジさんは盛大にバラすッ!笑
田野岡もバラシ!自分もバラシ!笑
気づけば夕方。
風は10m程としっかり吹いており、1.5ntで船はポイントへ流れていきます。
キャストには絶好の条件。
その中でしっかりルアーを動かしつつもミスダイブ無く泳がさなければいけない。
巻き取りが少しでも遅ければ、プラグは動かない。
※船がプラグに向かって流れている為、流れるスピード以上に巻き取らなければいけません。
浮き上がりが遅くテンポよく引けないのか、プラスチックプラグにはやはりヤズ。
ラスト流しまでウッドで攻めます。
波足も高く、複雑なピッチ。
魚にしっかりアピールするにも昼に使かっていた150サイズでは小さすぎる。
プラグサイズも上げます。
いくら「波動強め」と言っても、それは同サイズのプラグと比べての話。
プラグサイズが変われば、また変わる。
もちろん、ウェイト調整もして。
やはり水面炸裂 ♪
この答え合わせが楽しいんです!
合っていれば豪快バイト!合っていなければ見切るかチェイスで終わるか!
ストライクするかしないか、ヒラマサキャスティングの面白いところでもあり奥が深いところでもある。
3.5kg King Fish(ヒラマサ)
小型ですが嬉しい1本 ♪
大将にも!
4.5kg King Fish(ヒラマサ)
あまりのババ荒れ具合に、目を開けて立ってるので精一杯(笑)
2本とも同じプラグの同サイズ ♪
carpenter Blue Fish 60-170
↑こちらがこのタイミングで₂人がストライクさせたプラグ
同じタイミングで、
Maria Rapido 160F を投げていたメンバーさんには、
9.5kg 92cmの極太ブリ!
やはり、プラスチックプラグにはブリ族。
自分らのヒラが上下の2本に対し、ドデカイのがブリ (笑)
長さと太さが異常 (笑)
当日はプラグの材質の違いで明確に差が出ました!
そんなこんなで、1日通して20バイト近く。
サイズも良い個体で10kg近いヒラもいましたが、フックアウト。
小型サイズのキャッチが多かったですが、今釣行で分かったこともかなり大きい。
一方このお方はというと…………無の境地に…(笑)
またヒラマサスイッチが変に入ってしまったようで…(笑)
完全沼にハマってます♪
秋のカマスパターンに向けて準備ですね♪
今釣行のタックルセッティングやメインに使用したプラグ、
フックやウェイト調整等々は、また後日ご紹介しようと思います♪
今釣行では、ダイワ様より『噂の新製品』もお借りしてましたので、そちらの使用感も少し加えてみようと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪