オフショア キャスティング

2025.04.15

春マサ1発目!

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今年も絶賛花粉のシーズンINです。

寝起きと共に鼻のムズムズと格闘中です。

 

 

仕事中のマスクは欠かせません。

『オフショア チーム』所属 名古屋南店 野田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春という事で!

今年も春のヒラマサシーズンINです!

 

待ちに待った春マサシーズン!

ジグでもキャストでも大型のヒラマサが狙いやすくなる1年間の中でも1番激アツな2ヵ月が始まりました!

 

 

 

 

昨年はというとですね…天気に恵まれず…全然行けなかった…

予定を入れど入れど、毎回時化中止!

 

 

なんなら今回も時化が危ぶまれまして…

気が気じゃなくてですね…(笑)

 

 

 

 

 

今年の冬は、水温が久しぶりに下がり切った年でした!

下がり切ると何が良くなるか…

 

ベイトがとにかく増える!

 

プランクトンが増え…それを食べるイワシ類が増え…それを食べるイカも増え…マダイも増えまして…

 

とこんな感じで良い連鎖が海の中で起こるのです!

 

 

 

その中でも頂点にいるヒラマサなんかはかなりの影響を受けます!

なので、水温が下がり切った方が良かったりもします!

 

 

 

 

釣行前日。

船長に連絡して、状況を聞いてみたところ…

 

「この前はトップ、ジグともにノーバイトだわ!笑」

「だからマダイ釣ってたよ~(笑)」

 

まじか。

 

気温が安定していないこともあり、水温がなかなか上がらず。

魚がまだまだ動いていなかったそうです。

 

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「0か100か」の一か八かでいざ現地へ!

そもそもヒラマサキャスティング自体釣れなくても当たり前なんですが (笑)

 

今回は、同店 田ノ岡も昨年のリベンジで参戦。

状況、アクション等、その状況下でのアドバイスをしながら釣ってもらいます。

 

 

 

出船時の表層水温は11度!低すぎる!

最低でも12度は無いとなかなか魚が動かないことが多い、福井県三国エリア。

 

水の1度は、人間でいう3度前後の温度差と言われています。

なので、下がるような条件下ではかなり影響が大きい。

 

・シーズン序盤

・水温低め

・マイクロベイト

 

この3点を条件に、

『水中バイトを誘発できるプラグ 且つ、 波動弱め』

でプラグセレクト。

 

波も複雑な三角波が至る所に…

スプリットリングをサイズアップさせてウェイト調整させます。

↑これだけでもかなり泳ぎが変わります!

フックサイズを上げる方もいらっしゃいますが、動きのレスポンスを犠牲にしてしまうことが多いので200㎜以下のプラグは基本リングで調整するか、ウェイトシールを貼るかをするようにしてます。

たった1gの差でも動きが違うので魚の反応も全く変わってくるんです。

 

 

 

案の定、初めのポイントでは一切反応が無く…

太陽が昇り始めると徐々にチェイス、バイトが。

 

しかし、水温が低いせいか出切らない。

出て来ても弱い吸い込みバイトで反転して終了。

 

思っていた以上に水面直下でステイできるようにウェイト調整していかないと喰わせきれないような当日。

 

 

 

調整して再度挑むも…無!

 

 

 

徐々に気持ち悪くなり…船酔い…

 

寝ては起きて投げて…撃沈して寝て…

を繰り返し…

 

 

気づけば昼過ぎ。

水温も一番上がり切っているであろう時間帯。

出るならこのタイミング。

 

酔っていようが投げるしかない。

 

 

今年の新製品

SALTIGA CUDDLER 160F

にフロント:トレブル、リア:ツインアシスト

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「波動を出しすぎず、潜りすぎず、動かしやすく」

といった感じをイメージしてこのセッティング。

 

トレブル、トレブルだと水噛み良すぎて潜りすぎたり、泳ぎすぎたりしてしまうので…

185の時からこのセッティングが個人的にベストと感じてます。

 

 

田ノ岡にも前日に作っておいた同フックを装着。

優しく引くように伝えておきました。

 

 

 

するとすぐに答えが。

 

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やってくれました!

7kg無いくらいかな?

春らしい体高のあるコンディション抜群なヒラマサキャッチ!

 

フロントガッツリだったので、完全に襲ってます!

考えが綺麗にハマってました!

 

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自分が獲った訳ではないですが…釣ってくれただけでも十分嬉しい♪

 

 

 

 

ベイトを確認すると、まさかのヤリイカ!

攻略がなかなか難しいイカ・コイカパターン…

 

攻略条件として、

・波動は極力抑える

・移動距離も抑える

・プラグの浮力を少し殺してレスポンスを悪くする

・タックルも柔らかいもので、優しく引いて泳がせすぎない

自分の知っている限りではこんな感じです。

 

玄界灘で本格的にコイカパターンを攻略している方たちはもっと追求した答えが出せそうですが…

今の自分の実力だとこんな感じの答えしか…

 

 

 

イカパターンと分かり、板オモリやスプリットリングで調整してキャストを続けます。

 

しかーーーし!水中ショートバイト…

 

見切られている…出きらない限り、基本見切られてます。

見切っていない個体に関しては本気バイトをしてくるので、出方が全然違う。

 

プラグの後ろで出た!とか、チェイスしてきた!とか。

それで終わった個体に関しては、全て見切ってます。

 

喰う個体は、しつこく口を使い切るまで出てきますから。

 

 

ということは…

 

波動が合っていない!

タックルバランスとアクション、プラグセッティングが合っていないという事。

 

 

 

そんなこんなで、試していくうちに時間が経ち、

気温が下がり始め…水温も下がり始め…

 

 

夕方の時合無く納竿。

 

 

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不甲斐ない結果になってしまいました。

ただ、田野岡のリベンジが達成できたことには嬉しいですね ♪

 

春マサシーズンも残り1カ月少し。

その後は、玄達の解禁。

 

今年も熱い次期になってきましたね~♪

 

 

 

ではでは。