オフショア キャスティング
2025.01.14
こんにちは。
釣りの予定を組む度に尽く、激荒れになります。
年を重ねる毎に時化神パワーが増してます。
時化に関しては誰にも負けません。
“オフショア チーム” 所属 名古屋南店 野田です。
まぁこんな感じで、釣りに行ける日に限って時化るのでまともに行けてません…
釣行ネタが無い訳でして…
何が良いか考えてたんですが…
ジグウェイトの使い分けって理解して使っている人どのくらい居るんだろ?
と気になりまして…
今回はこのお題にしようかと!
『ジグのウェイト』の使い分けについて
今がシーズン真っ只中の伊勢湾ジギングで考えてみましょう。
「ドテラの釣り」と「バーチカルの釣り」では多少考え方も違うので…
まず伊勢湾ジギングの釣りの条件として、
・船は潮風に対し、「立てる」
・北西風で荒れる日が多い
・伊良湖周辺は潮と風が喧嘩しだすと船が安定しない
(潮と風の向きが真逆の場合)
めちゃくちゃ大まかな条件を上げるとこんな感じ。
そして、伊勢湾の使用頻度の高いジグウェイトが
150g~200g
※この寒ブリシーズンの話
では、このウェイト幅の中での使い分けは?
というと、個人的にはこんな感じです。
①水深での使い分け
オフショアの釣り全般言えることですが、水深と重さは比例します。
水深が浅ければ、その分ウェイトも軽くする。
深ければ、その分重く。
これはお分かりの方和が多いかと思います!
②潮の押しに対しての使い分け
水深とプラスで、海には潮の流れがあります。
流れの強さに関しては、日によってポイントによって異なるので、その都度ジグウェイトを調整する必要があります。
考え方としては、水深と同じ。
・潮が緩い→軽く
・潮が早い→重く
これが極一般的な考え方。
これの考え方にプラスで、
・表層からボトム(底)まで一定方向の流れ→そのまま or 軽く
・表層、中層、ボトム付近と流れの向きが違う→重く
この2点を追加して考えると、より底取りもアクションも決まるようになります!
そして、船を立てる伊勢湾ジギングの場合、特に気にした方が良い点がコチラ↓
③風の強さ、海況
潮・風に対して船を立てる(船首を向ける)伊勢湾ジギングは、特に気にした方が良い点かと思いますよ!
潮・風が強くなればなるほど、船の制御は難しくなります。
となると、位置や方向を修正するために舵を切る頻度も上がります。
分かりにくいですね…説明が難しい…
そんな時にジグが軽いと、ジグが落ちているのに船が前に進もうとしてしまう為、ライン角度が斜めに入ってしまいます。
こうなるとどうなるか。
・隣の釣り座の方の前に自分のラインが入る為、お祭りしやすくなる。
→仮にヒットしてもファイト中にお祭りしてしまい、ブレイクの可能性が上がる
・ラインが斜めに入ってしまうので、伊勢湾で釣れるアクション、綺麗なフォールを入れづらくなる。
→釣れない要素が増える
このように魚を掛ける以前のデメリットが増えてしまいます…
そして!
ジグウェイトとは関係無くはないですが、ジグの投入点も重要!
船を立てる釣りの場合は、ボトム着底時に自分の釣り座の真下にジグが来るように計算して
自分の釣り座よりも斜め前にジグを投入するようにしてくださいね!
これもお祭りのリスクやライン角度によるジグアクションに関わってきますので、本当に意識して頂きたいポイント!
↑こんな感じ…分かりやすいかは…すいません…笑
この時期の伊勢湾のアベレージのジグウェイトとして150g~200g前後かと思いますが、その中でも状況によるジグウェイトの選択が釣果にも直結していきますので、是非考えながらセレクトしてみてください♪
次回に続く…