釣果情報

2024.01.13

大成丸さんでトンジギに行って来ましたので少し解説します!

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コンニチワ。田中です。

いよいよ本格シーズンのトンジギに行って来ました!

お世話になったのは志摩町 和具 大成丸さんです。

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ポイントまで近く、船も大きいのでゆったり出来ます。

 

この日の朝は風がほとんど無い状況。基本的に300gを使う事が多いトンジギですが最初は250gでスタート。ラインを見て150mまで落としてシャクリます。次第にラインの角度がついてしまうので僕は基本的に1投1回収です。

この釣りで大切なのは自分のジグが魚の泳いでいる所にいるかどうかです。ビンチョウマグロはかなり広い範囲を泳ぐ魚ではありますが、個人的にアタリが多いのは70m~120m。この深さにルアーがいないと困るわけです

最初にルアーを投入した位置から風や潮の流れでどんどん遠ざかり角度がついて行きます。するとラインは120m出ているけど、ルアーは水深100mまでしか落ちていないなんて事が起こってしまいます

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僕は頭の中でこんなに計算できないのでとりあえず150mまで落としています。今回も150m落して120mの所でヒットしました。バラしたけどね…!

トンジギで1番大切なのは恐らくこれだと思います。

 

次にアクションのお話し。

トンジギは基本的にベイトもいなければ、漁礁とかもありません。水深600mとかです。奴らは居心地の良い潮の中を漠然と泳ぎ、漂っているエサを食べています。つまり青物ジギングの様な早巻きは基本的にしません。どちらかと言うと丁寧なアクションを意識した方が良いですね。

ここからが僕が最近、特に意識している所で結論から言うとジグが横を向いているタイミングを長く作るということです。

このお話しはトンジギに限った事ではなく、エギングやサワキャスなどロッドでルアーにアクションを付ける釣りに当てはまります。ティップランでこれはやっちゃダメなんですがね…

ルアーを上手くアクションさせるコツは糸ふけ(ラインスラック)を上手く操作することです。トンジギの場合はワンピッチジャークのストロークを大きくして糸ふけをしっかり出す。糸ふけがなくなる前にまたシャクリを繰り返します。糸ふけがなくなるとジグは縦向きになってしまい見切られてしまいます…

このシャクリだと斜め上方向に頭を向け、ジグが落ち始めた時には真横を向いています

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この横を向いた瞬間に喰う訳です。糸ふけを弾くと図の「ロッドを上げる」アクションの際もより横を向きやすくなります。エギングのスラックジャークの変化系ですかね。

今回のヒットは強めのワンピッチで糸ふけを作りジグを横向けたタイミングでヒットしました!バラしたけどね…!カ、カツオは釣ったし…!

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とは言いますがトンジギでホントに大切なのは休まず頑張ること。しんどくても丁寧にシャクル事だと思います。このカツオもしんどい中、最後の最後まで諦めずにやっていると釣れた1本です。

カツオやトンボをカツにするとメッチャ美味いです。トンボならトンカツ、カツオならカツカツですかね?笑

高温の油で表面がキツネ色になるまで。大体10秒で反しました。メッチャ美味いし。楽やし。

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反すの手こずりチョット火が入りすぎましたが問題なし。