環境活動報告
2017.12.15昨年に引き続き大台町役場様・宮川森林組合様のご協力の元、釣人の森 植栽事業を行いアサヒレジャー社員18名が参加させていただきました。
CO2の削減能力の高い広葉樹の森を広げると共に、宮川の周辺の雨水の浄化能力向上を図り、宮川だけではなく注ぎ込む伊勢湾の環境向上にも貢献することを目的とし行わせていただいております。
杉やヒノキの森林のような、均一的に作られるものではなく、様々な種類の木々が互いの成長スピードや特性を持ってお互いに支え合い大きく成長していくのが広葉樹の森林とのことで杉・ヒノキだけではない多様性に富んだ森林を育み日本本来の森林を取り戻す為の大きなチャレンジです。
苗木の植栽は、イメージとは違い細やかな気配りや計算のもと行われます。しっかり根付くようにきれいな土の場所に植えたり、根が腐らないように水はけがよくなるようにしたりします。
また樹の特性を考慮し配置された場所に植えることも非常に大事とのことです。
自然の成り立ちがいかに奇跡的なもので、人の力で取り戻すには多大な労力が必要なことを感じ、改めて環境保全の大切さを感じました。
昨年も同様に学びながら植栽を行い、1本も枯れることなくそれぞれのスピードですくすくと成長しておりました。
今後この植栽事業は最低3年間継続してまいります。
何年後になるかはわかりませんが、豊かで多様性に富んだ「釣人の森」が誕生するまで、事業が終わった後も見守っていきたいと思います。