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季節風で厳しい状況が続く今シーズンですが、合間をぬって南伊豆大瀬の磯で菊一丸さんにお世話になり、メジナウキフカセに行って参りました。

予報通り、北寄りの風が吹き、前日来のウネリも残る少々厳しい状況で、場所限定の磯で渡礁したのは「鵜の根」、私のイメージではモロコやイシダイを狙うことが多い、足元から水深２０ｍほどの磯です。マキエを始めると足元には無数のエサ取り・・・水温１４度前後の厳寒期とは思えない状況です。考えてみれば、数日前までシマアジやスマガツオも釣れていたことから、海中の季節感が変わりつつあるのでしょうか・・・

毎投ウキには反応が出ないままエサは取られ、少しずつ遠く、棚も深くしていく頃、同行したＳさんがイサキを取り込み、これを皮切りにしばしイサキがほぼ入れ食い状態に、水温１４度・・・？

９時頃、Ｈさんが３３ｃｍほどの本命メジナを取り込みますが、魚が変わることなく、続いてイサキ。イサキ。イサキ。棚を深くしている私には４０ｃｍを超えるブダイや３０ｃｍほどの立派なメバルも姿をみせてくれました。イサキを釣り続けて１３時半、ようやくそれまでとは違う引きに耐えつつ取り込んだのは見た目３５ｃｍほどのメジナでした。

北風が寒く、ウネリ気味なのに加え、なかなかメジナが姿を見せてくれない難しい状況ではありましたが、３０尾以上のイサキ等、久しぶりに楽しい磯釣りとなりました。