野平です。
私のメインとする真鯛釣りには初心者でもベテランでも共通した問題がありまして、その中に「付けエサをどうしているか」と「トラブルなく投入するためには」という項目がありますのでピックアップします。
まずは付けエサです。
一番多いパターンは付けエサはコマセからとって~、、デカいオキアミの3kg板ありませんか??これよく言われます。
回答→すいません、理想とする大きさが(3Lクラス)ゴロゴロ入っている3kg板は現状少なくとも当店では売ってません。あったとしても超デカい付けエサをコマセとして使うのはオススメしません。目詰まりしてコマセワークに影響が出ます。刺し餌は別でお持ち下さい。
その際オススメしている刺し餌は不凍等の加工をしていないブロックの物をオススメしています。
こういったタイプの物ですね。
これを凍ったまま現地に持っていき、
こういった5~7L程度の小さいクーラーボックスに少量の海水と共に入れます。
こういう状態ですね。オキアミは凍っていますから氷と同じです。そこに海水を加えてクーラーにいれることで海水はキンキンに冷えていきます。が、水分があるので少しずつオキアミも溶けていきます。
こうしておけば実釣6~7時間ある様な長丁場の土肥沖や、気温が高い時のオキアミダレを防止でき最初から最後まで解凍したてのブリブリのオキアミで釣りをする事ができます。
よく前半釣れるけど後半釣れなくて~的な話も耳にしますが付けエサが原因となっていること多いです。
コマセは常に風にさらされ日光にさらされと良い状態が維持しにくい環境に置かれています。
特に釣り後半は悪くなってきてしまうことも多く、悪い状態の付けエサと良い状態の付けエサ、魚は迷わず良い方を食べます。針につけるエサから負けたら負けと考えています。
付けエサの為にクーラー持ってくなんて。。。って思われるかもしれませんが、差が付きますのでオススメしておきます。
次に投入ですが、
よく乗船するとび島丸十八号船での私の釣り座セッティングはこんな感じです。
ポイントをそれぞれ書くと、
長ハリスの真鯛釣りではテーパーと呼ばれる途中に太い糸と細い糸をサルカンで6:4位の割合でつけて仕掛けを組むのが主流となっており、私も例外でなくテーパー仕掛けを使用します。この6:4で仕掛けの置場を分ける事で大幅に投入ミスを無くすことが出来ます。
まず、下に滑り止めマットを引いた青いコンテナの中にテーパー上糸を入れ、コンテナの外にも同様に滑り止めマットを引いておき、下側はマットの上に置きます。
この上糸と下糸の場所をきっちり分ける事で投入トラブルは8割回避できると言っていいでしょう。この方法で私は一日やっても1回もトラブルしない日が9割です。トラブルに悩まれる方は参考にしてみて下さい。
針は磁力の弱いマグネットに付けておくことで風によって飛ばされるといったトラブルを防止する事が出来ます。
間違ってもネオジウムとか入った強力マグネットとか付けるのは止めましょうね。オキアミがつぶれて綺麗に刺したエサがずれちゃいます。風飛ばされ防止なだけなら良いですが。。。
付けエサも付けた上でマグネット使う時は必ず磁力の弱い物でお願いします。
こんなところでしょうか。
エサの刺し方も質問多いので次回はエサの刺し方にしましょうか。