シーバス釣りで春と言ったらバチ抜け!
名古屋周辺のバチ抜けもそろそろ終盤!!
そこで今回は、私的バチ抜けルアー使い分けをご紹介!
バチ抜けで重要な要素は大きく2つです。
①バチの種類、サイズにルアーを合わせる
一般的にはシーズン初期(1月~3月)は大河川絡みの長いバチ、中期(2月~4月)は中規模河川の河口の中くらいのバチ、後期(4月~6月)は港湾部の短いバチがよく抜けます!
動きも様々で、水中を棒のように流されていくバチや、水中で体をうねらせながら泳ぐバチ、水面を切り裂くように波紋を出しながら直進するバチ、高速で小魚のように泳ぎ回るバチなど多種多様です。
名古屋港で2月に撮影したバチ抜け
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水中をからだをうねらせながら流されているのが分かります。サイズは10センチくらい。
木曽三川で2月に撮影したバチ抜け
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長いもので15センチほど!潮が止まっているので泳いでいます。
四日市方面で5月に撮影したバチ抜け
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クルクルバチやトリックバチと呼ばれるもので、サイズは3センチくらい、速い動きで泳ぎます。
地域性があるので一概には言えませんが、とにかくバチのサイズや動きに、ルアーサイズとアクションを合わせることが、釣果に繋がります。
長いバチの時の使用ルアー
リード フィール120
ロンジン プレックス、プレックス水面直下
ガイア エリア10、エリア10EVO
DUO マニック115、マニック95
クルクルバチの時の使用ルアー
エバーグリーン コルセア65
マーズ ガレッタ65
DUO マニック75
ブルーブルー ラザミン
それぞれの使い分けは、2つ目の要素が重要になってきます。
②足場の高さ、風の強さ、流速などの釣り場の状況
バチ抜け時の釣果を左右するのはルアーをいかにバチに似せて動かすことができるかです。投げてゆっくり巻けばそれっぽく泳ぎ釣れます。しかし釣り場の状況はいつも同じではありません。その変化を読み取りルアーを選ぶことが大切です。
水面から竿の穂先までの間の糸は空中にあります。風が吹けば糸は風に持っていかれて、棒状のルアーは動かされ、巻いた分だけ動くというよりも、風によって動いたり動かなかったり。さらに足場が高ければ水面からルアーが飛び出してしまうこともあります。それでは釣れません。流速は水中で同じように流れが糸を引っ張り、思い通りの動きをさせてくれません。
長いバチが多いおきのルアーの使い分けは、、、
無風、流れ無しの時には全て使えます。無風で流れがあるときは流れに対して上流側に向かって投げて糸を張らず緩めずにすることで解決できます。
エリア10
フローティングなので水面波紋系として使います。
マニック
よく飛んで、よく沈んで、巻くとすぐに浮いてくる特性を利用して、遠投して使うことが多いです。
フィール
張らず緩めずのテンションで巻くことでさまざまなレンジで使うことができて、絶妙なバチっぽさを演出できます。
プレックス
ジョイントのため、スローに巻くとウネウネと立ち泳ぎするバチを演出。プレックス水面直下というライトウエイトモデルは水面直下をうねうねさせながら泳ぐバチに最強です。
それぞれの特性を生かして使い分けます。
強風の時には、フィール、マニックなど抵抗の少ないルアーは簡単に水面を割ったり、ルアーの動きが不規則になります。これが厄介。そんな時には、、、
エリア10EVO
形はエリア10とまったく同じリップレスミノーなのでヘッド部分は水を受けて沈む方向に力が掛かる形になっており、風で糸が引っ張られてもヘッドがその力を押さえてくれるので影響が出にくく、泳ぎは安定します。ウエイトも重くシンキングのEVOはアクションもほぼ棒~ややスラロームで、沈もうとするので風で水面がバシャバシャしていても少し下をゆっくり巻いて来られます。同じエリア10でもEVOはまったく違うルアーです。
ということで、風が吹いたらEVO!!!なのです
私がプロデュースしたエリア10とエリア10EVO遊オリカラについて、前回のアドバイザーブログで紹介しておりますので気になる方はコチラから!
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今回はここまで!あくまでも私的バチ抜けルアーの使い分けなので、少しでも2021年残りのバチ抜けシーズンの参考にしていただければ幸いです。
次回はこれから本格シーズンに突入する、クルクルバチやハクパターンについて書けたらと考えています。お楽しみに!