スタッフ加藤です。
サーフで釣れる青物は時期によってサイズが違います。釣期は夏から冬。盛期は冬です。
(今回はフラットフィッシュではなく青物の例です。)
初期の夏。7〜8月。小型の青物が回遊してきます。この時期に釣れるのは25〜35cmくらいのアブコ(ワカシ)やショゴ(シオ)です。タックルはライトタックルが合っています。スーパーライトでも良いです。
ロッド シーバスロッド9〜10fのL〜ML
リール C3000〜4000やC5000番
ライン PE 0.8〜1号 リーダー16〜20lb
中期の秋。9〜11月。青物のサイズが大きくなってハマチ(イナダ)メインでワラサが混ざります。ショゴは水温が下がると殆ど釣れなくなります。ヒラメは盛期となり、シーバスもよく釣れます。タックルは一般的なサーフタックルになります。
ロッド シーバスロッドやサーフロッド 10f 前後M〜MH
リール 4000やC5000番
ライン PE1.2〜1.5号 リーダー24〜30lb
盛期の冬。12月〜1月。ワラサがメインでブリが混ざります。シーバスも盛期となり、ヒラメも釣れます。ここからはタックルが一気に変わります。
ロッド ショアジギングロッド10f前後M〜MH
リール オフショア用SW4000〜SW6000番
ライン PE2号 リーダー40〜60lb
この様にサイズによってタックルを変えていきます。毎年水温によって多少ズレが出ます。
盛期の冬にサーフ用やシーバス用のMHクラスのロッドに4000かやC 5000でも時間を掛ければブリは獲れます。ヒラメやシーバス狙いで青物が掛からなければ軽くて扱い易くてとても釣り易いです。しかし青物が掛かってゴリ巻きするとパワー不足は否めません。特にリールはオフショアで使う耐久性が高いリールが良いです。通常の4000〜C5000番では糸が出されてヒットからキャッチまで時間がかかり過ぎてしまいます。針外れや隣の人とオマツリのリスクも増え、キャッチ率も下がってしまいます。短い時合いが終わってしまいます。大型青物を狙うならデメリットの方が多くなっちゃうんです。。。
その点ショアジギングロッドにオフショア用リールなら、掛けたらゴリ巻きして早くキャッチ出来ます。またすぐ投げれば短い時合いに活性の高い魚を何匹も釣る事が出来ます。
盛期にタックルを変える事をオススメする理由はキャッチ出来る魚が格段に増えて、周りの人とオマツリが激減するからなんです。
急にタックルを用意するのは大変なので、1年後の来シーズンまでに準備しててみては如何でしょうか?