2021.11.29

シーズナルパターン冬

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いよいよシーズナルパターン冬です。

 

もちろん長文です(笑)

 

まず一般的に言われる冬のシーズナルパターンですが、水温が安定する場所、北西風が防げる場所、水温が上昇しやすい場所など低水温の中、水温が安定しやすい場所!上昇しやすい場所!!という事になります。

水温上昇しやすい場所の代表格はマンメイドストラクチャーのシャローですが、近くに安定するディープがある場合、捕食スポットになるので晴れの日に水温が暖められたタイミングは狙い目となります。ただ冷めやすいので注意が必要です。

冬の琵琶湖で釣れる、一番分かりやすく有名な特別条件があるポイントとして彦根旧港があります。

水路の一番奥から温排水が流れているので、本湖より水温が高くバスが入ってきます。

ここなら小バスも元気に捕食できるほど水温が高いのでプレッシャーは高いですが数釣りが可能です。

他に湧水も天然の特別条件ですね。

こういった特別条件を除くと小バスの数釣りは厳しくなりますが、初期の12月はまだ水温も下がり切っていないので、場所によっては小バスも元気にアタってきます。そういった安定した場所にはデカバスも潜んでいる可能性が高いので積極的に狙っていくと良いです。

そして、クリスマスを迎えクリスマス寒波が到来すると一筋縄では行きませんが、1撃ビッグバス狙いの極寒期のバス釣りになります。

この時期はディープにモロコやハス、ヨシノボリなどのベイト、エビなどの甲殻類が多いのでそれらを捕食しているバスが狙い易くオススメです。

1月になると秋に産卵した鮎の稚魚が孵化してヒウオと呼ばれるサイズに成長します。ヒウオもまたディープの漁礁や駆け上がりに溜まっていることが多く魚探などで見つけたら狙い目となります。ヒウオに見立てたルアーやそれを捕食しに来るハスなどのベイトをイメージしてアラバマやスコーン、沈みやすくチューンしたビッグベイトなどが効果的です。 場所によっては同じところに一緒にエビ系のベイトも居るのでそちらのイメージで釣っても良いです。

2月になるとワカサギの産卵シーズンとなり、産卵できる河口にワカサギが群れているのでシャローのワカサギパターン、ビッグベイトパターンも効果的です。ワカサギが溜まる河口は大きな河川だけではなく非常に小さなインレットなどにも入ってくるのでそういった場所もチェックしましょう。(2022年は1月に産卵があったので鮎の産卵の様に早い年、遅い年、もしかすると2ヶ月連続で産卵する可能性も出てきました。)

なかなか口を使ってくれない冬ですが、良い条件の場所にはバスが溜まっているので、琵琶湖に限らず見つけやすい方法としては、湖や池全体見て、北西風を防ぐこの時期にいつも穏やかだなと思えるような場所があれば、高確率でいると思うのでバスの目の前を通すつもりでゆっくりじっくり、時折リアクションも狙いつつ攻めてみてください。河川の場合はカーブしている部分のアウトサイドが深くなっている事が多いのでそういった場所のストラクチャーをタイトに狙うと良いです。

難しい時期ですが釣れるとモンスターの可能性が高く、魅力十分ですので是非やってみてください♪

冬は体が冷えると釣りどころではなくなるので防寒対策はバッチリで行きましょう。

少しでも皆様の釣果アップに繋がれば幸いです☆