2018.10.27

ジギング絶好調!!

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皆様ご無沙汰しております。忘れた頃を見計らって更新している訳ではございませんが、オフショアアドバイザーの杉野です。

なんと!!このブログでジギングを紹介するのが初めてなんです。∑(゜Д゜)

オフショアアドバイザーですよね~(汗

まあ色んなツッコミは置いといて・・・行ってきましたヨ!鳥羽の太刀魚!!

噂通りの釣れっぷり!!いや~ぁアタリの多さに癒されるぅ~!!

今回は本浦の山洋丸さんにお世話になりました。詳しい釣果などはこちらから↓↓↓

http://www.sanyoumaru.com/blog/category/catch/

 

で、今回実は私が製作に携わっているロッドのテストも兼ねての釣行でしたのでさまざまな部分が見えてきましたのでその辺を書いていきたいと思います。

くれぐれも私なりの独自解釈ですので悪しからず・・・

それと今回は文字多めです。 

 

持ち込んだタックルはこんな感じ↓

青いスタジオオーシャンマークのハンドルノブのついたカルカッタを付けているロッドが今回のテストサンプル。カラーのデザインはほぼできているので取り敢えずは載せてありますが肝心の調子は・・・って事で実釣開始!!

まずは青物狙いで下げ潮の動き始めた小途海がポイント。ここはシモーサ礁に向かって激流の流れる場所でご存知の方も多いと思いますが根掛かりが多い分デカい奴も出る!みたいな場所です。持ち込んだ竿がライトアクションなだけに着底の感度が心配でしたが、ややオーバーウェイト気味にジグをチョイス。最初170gのアークからスタート。下のアシストはサワラが欲しいので必ず付けていますが、(根掛かりがメッチャ多いのであまりお勧めはしません。)かなりフックポイントを内側に曲げています。で、その甲斐あってかフォールで何やらヒット!引きは軽いがよく走る。上がってきたのはツバス君。当たり前ではあるが、フォールでヒットさせているので下のアシストフックに掛かっている。まあ何はともあれ一匹目!このサイズなら普通に早く巻いてストップさせれば喰うだろうと早巻き~ストップのパターンで釣ってみると読み通りヒット!

で、このロッドなんですが、ライトジギングモデルでもバットの張りを抑えているのでこういう早巻きだけのアクションはジグの動きや船の揺れをある程度吸収するので抵抗感が少なくやりやすい。このパターンで5匹程釣れたので、少しアクションを変えてみる。ノーマルなワンピッチだけでなくロングジャーク~ロングフォールで誘ってみるとアタリは出るがよくバレる・・・集魚力が少し足らない感じだったのとジャーク時の引き感が良くなかったので、ジグを少し水キレの良い形状の物にチェンジ。すると同じジャークでは全くアタらなくなったが、早巻きを加えてからロングジャークとフォールをいれるとラインが〝ピタッ”と止まる。上げてくるとダブルヒットしていた。そんなこんなで竿の曲げ感と引き感を確かめつつ釣りをして15匹ほどツバスをゲット!家で食べる分だけキープして後は「鰤になって帰ってこ~い!!」とリリース。(笑)

思っていたより長い時間青物狙いをしていたが、太刀魚のポイントへ移動・・・

神島寄りの水深70~80m程のポイントで潮の向きは下げ潮が伊勢湾内から外に向いて流れているのでほぼ同様。ただ風波が同じ向きだったので上潮がとんでもなく早い・・・反応は底から30m付近が濃い様子で船長からも「上の方まで探って」とアナウンス。

では早速・・・着底を取り、取り敢えずワンピッチで5回程長めのストップを入れ様子を見ると〝コンッ”と啄むようなアタリ!すかさず合わせるとやってきました太刀魚君!指四本位のサイズで聞いていたよりややマシだなって思うサイズでした。

続いて二匹目とジグを落とすが・・・フォールでの反応がイマイチなのか着底してしまう。上げのアクションで喰うものの少し間があり、入れ食いとはいかない。同船された周りの方々も少々苦戦気味・・・そんな中底から30m程上の棚で喰いが良くなってきたので集中してい攻めるべく着底を取らずに釣り方を変えると少しペースが上がる。一流しで2~3本のペース・・・さらにセッティングを調整少し先糸の長さを調整し上のアシストをジガーライトサーベルトリガー3/0のワイヤー入り自作アシスト。下をフッ素加工の早掛け系の鈎を4本イカリに組んだ自作アシスト。でジグをメタボスイマーの160gに変更。

いよいよ本気のスタイルで攻める。が、この時心配だったのがロッドの感度。どうしても太刀魚だと噛みついてくるというか、啄んでくるようなアタリが多いので、そのアタリが上手く出るかどうか・・・

で、実際はどうだったかというと・・・

面白いようにアタリが出る!!

但し少しテクニカルな部分もあって棚は変化しつつあったので都度探りながら・・・これはまあジギングなので常にシャクッているから問題無いとして、どれだけ魚を寄せてこれるか、そしてどのタイミングで喰わせ、どのアタリを拾うかといった所が少し経験と技術と道具が揃っていないと難しい部分でしょうか?

今回のパターンではバットの力でふわふわとジグを揺らしながら上を向かせて寄せてきてよく喰っている棚をPEの色で判別してストップ!その際穂先に出るアタリをビシッ!と合わすか、わざとフォールをいれてジグを引っ掛けるか(その為のフロロ28号の先糸。別に30号でもイイケド)見事なまでに糸が止まります。であとは船の揺れに合わせてバレないように巻いてくるって感じです。

それともう一つのキモはやっぱりジグ。

クレージーオーシャンの「メタボスイマー」。

http://crazy-ocean.com/item/metaboswimmer.html

このジグはどちらかというと定点に近い狭い範囲でのフォールと緩やかな揺れ、そして勝手にイレギュラーアクションを入れてくれる為キッチリと魚に食べられてくれます。

今回は写真のメタボスイマー一つで通しましたが、本来ならカラーローテーションも混じえていった方が楽に釣果が伸びると思います。特に週末の満船状態で大船団になっているような時には皆がグローカラーを使っていると取り敢えずは釣れますが、スグにスレてきてしまうので異なるカラーを持っていた方が無難だと思います。後はジャークパターンをどれだけ変化付けれるか?って所ですかね~・・・

結局太刀魚は50本程釣った所でストップフィッシングとなりました。

ロッドテストというと急に魚がいなくなったり、昨日まではよう喰ってたのに~というパターンが多いですが、久々のジギングにも関わらず釣果にも恵まれ良いテストとなりました。完成は来年の春頃からの発売にはなりますが、皆様お楽しみに~!!

ではまた!