中島です。
今回は年内最後のブログ!
日常的にお客様からもよく聞かれる、バスロッドの選び方について。
まずは、バスロッドに求められるロッド性能とは何があるか?
●キャスト
●ルアー操作
●リフティングパワー
大きく分けるとこの3つになるのではないでしょうか。
この3つは、相反する性能になっている部分もあります。
みなさんも経験あると思いますが、同メーカーの違うロッドで例えば同じ
ミデイアム(M)
という硬さであっても、ちょっと柔らかく感じたり、逆に硬く感じたり・・・
これは、カーボンの質にあります。
低弾性、中弾性、高弾性などというように、特性が変わってきます。
低弾性カーボンというのは、ダルくて、重いというのが特徴的。しかし、ロッドがよく曲がるため、キャストのしやすさ、巻物でのノリの良さがメリット。そしてトルクもあり、折れにくい!
逆に、高弾性カーボンというのは、シャキッとしていて軽い!感度も良く、ルアーの操作性も高い。操作の釣りに向きます。ですが、パワーが落ち、破断強度も下がるというのが欠点。
この特性をシマノのロッドで考えていくと・・・
巻物向き・・・ゾディアスシリーズ
操作向き・・・エクスプライド、アルティマ、グロリアス
オールマイティ・・・アドレナ、バンタム
という感じになります。
ゾディアスシリーズは、エントリーモデルでありながら、アルコナイトリングや、カーボンモノコックの搭載により、安価で人気のモデル!癖なく誰でも扱いやすい!ブランクス特性が少しダルめの為、巻物に向いている感じがします。中弾性カーボンといったとろでしょか?
エクスプライドシリーズは、ゾディアスと反対で、軽くてシャープな感じ。こちらのロッドは、主にボトムの釣りや繊細なフィネスなどの釣りに向いています。アルティマ、グロリアスなどは、エクスプライドがより尖ったロッド、というようなイメージです。
そして中間的にどんな釣りでもカバーしやすいのが、アドレナやバンタムシリーズになります。
もちろん番手によって、専用性が出てくるものもありますので、この限りではありませんが・・・
こんな感じで、
安かろう、悪かろうではない!!
というのがバスロッド選びの基準になると考えて頂ければ幸いです。
契約プロでも、用途によってロッドをもちろん使い分けていますので。
次回はダイワ編がある?お楽しみに!!