2020.03.22

ヒラフィードGP遊オリカラ公開②

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前回のブログで紹介させて頂いたゴーフィッシュさんのヒラスズキ爆釣ルアー「ヒラフィードGP128」遊オリカラ「モヒカンベイト」。

そして今回は、もう一つのオリカラ「ピンクヘッドエメラルド」について考案者である同店スタッフ野平にカラーの詳細についてインタビューしてきたので紹介させて頂きます!(^^)!

 

遊オリカラ「ピンクヘッドエメラルド」

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(対話形式で進めていきます。 下:下村 野:野平)

 

下:遊オリカラピンクヘッドエメラルドの秘密ついて詳しく教えて頂きたいのでよろしくお願いします!まずは、このカラーの開発コンセプトを教えて下さい。

 

野:ズバリ!「春潮攻略!」潮の色とルアーのカラーの関係性はかなり重要。春の潮色は青々しい色ではなく、緑白っぽく濁ったような潮色になる。そこで、その水色に溶け込むカラーがこのグリーン。ただし、全体がこのグリーンだと釣り人からの視認性が悪い。

 

下:やはり、釣り人からの視認性は重要ですよね~。視認性を良くするなら背中全体に派手なカラーを載せる方が見やすそうですが?

 

野:違う!背中全体が派手だったりラインが入っていた方が見やすいように思えるが、さらに見やすいのは見やすいカラーが2点にある事。点と点の2点の方が、動きが捉えやすく、動いている物の方が人は目で追いやすい。だから、派手なピンクで頭部と尾部に2点。

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下:ラインでは甘かったですかね~?(笑)、確かに人って動いている物って無意識的に目で追いやすいですね。次に、側面についてなんですが、良くルアーのカラーである様なグラデーションやホログラムを入れなかったのはなぜですか?

 

野:このカラーのコンセプトとして、春の水色に溶け込むことが第一条件。そこでホログラムを入れると、溶け込むどころか目立ち過ぎて、ルアーを主張させてしまう。グラデーションも色の濃い部分と薄い部分があると、光の透過にムラがてきて、魚から見た時に変にアピールしてしまう。とにかく、ボディのカラーは水色に溶け込み、ステルス性能に長けていることを重視。

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下:なるほど~ボディー部のカラーでは、極限まで魚にアピールさせず水に溶け込むカラーとしたという事ですね。自分が考えた「モヒカンベイト」では透過メッキを採用してアピール力の強いカラー、そして「ピンクヘッドエメラルド」はステルス性能が高くアピール力を抑えたカラー。状況に応じて使い分け出来そうですね!このカラーでもう一つ特徴的なのが、腹部の太いグローラインですが、これには何か秘密があるのですか?

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野:もともと既存カラーにも若干のムラがあって、グローのラインが太い物が過去に良く喰ったからグローのラインを太くした。ヒラスズキ釣りでお腹のグローはかなり効果的!これも、海の中から水面側を見ている魚にとっては、日光に対する保護色になっているはず。

 

下:日光に対する保護色ということは、さらにステルス性能を高めてますね(笑)最後に、このカラーに対する思いなど一言お願いします。

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野:一番は自分が釣りたいから、使いたいカラーを作った(笑)。無難に多くの人が使うカラー、いかにも釣れそうな一般的なカラー、人が釣れるカラーではなく、魚が釣れるカラーである事が重要!だから本音じゃ、このカラーは本当は誰にも渡したくないよ(笑)

 

下:野平さんがそこまで言うカラー、ついつい欲しくなっちゃいますね(笑)。詳しく教えて頂きありがとうございました!

 

ということで、ヒラフィードGP128遊オリカラ「ピンクヘッドエメラルド」のインタビューの様子でした。

この、遊オリカラに合わせ4月19日(日)に「タックルハウス&Go-Phish展示即売会」を開催いたします!

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オリカラの発売もこの日からの販売となりますのでお楽しみに~