フックに残ったシーバスの口周りのウロコは推定80〜90クラスでした(く、悔しい…)
最近のバラシ癖…。昔シーバスに狂っていた頃、先輩アングラーによく言われた事を思い出します…。「フッキングはそんなに竿を煽ってもフトコロまで刺さらないよ(笑)」
「いやいやバレるしパワー掛けてフッキングしないと逆に刺さらないんじゃないの???」先輩に言われるまま、流木を海に流してフッキングしてみた!なんと!?フックの半分までしか刺さりこんでいない??続いて先輩のフッキングを目の当たりにした!自分とは全く違うパワーのかけ方で硬いハズの流木にフトコロまでシッカリ刺さり込んでいました!!
そんな経験を思い出して、フッキングのコツをつかんでいるハズでしたが…。久しぶりに流木で確認すると…、なるほど!まだまだパワーが足りないのと使っているタックルが昔の物と違うので少し角度を工夫すれば僅かなパワーでキッチリフトコロまで刺さり完璧に近いセットフックが決まりました。
やっぱり釣りは魚を釣り上げるまでの知識や技術を丁寧に一つずつキッチリ行って初めて目的の魚とコンタクトでき、キャッチに至るのだと今更ながら勉強させられます。釣りに限らず一生勉強だと諸先輩方がおっしゃる通りです。
昨今の釣りも最新の技術で魚に出会うチャンスは格段に増え特別な技術が無くても超大型魚が獲れてしまいます。多くの人が感動的な魚釣りを体験できるようになった現在は本当に素晴らしい時代、ナイロンラインでは成し得なかった釣りが成立する等は最大の進化ですよね。
ただしスポーツも釣りも基本を忘れていると…、私のようにせっかくのチャンスを物にできない、なんて事になっちゃうのでもう少し勉強して釣りを楽しみたいと思う釣行でした。