今回は、かなりシビアなセッティングについて解説したいと思い先日の釣行を交えて書いてみました。
今回の潮回りは大潮後の中潮2日目で干満差が大きくポイントの潮流が早くなりベイトが一箇所に溜まりやすい状況が予想されていました。
アジングでアジを釣るための重要な要素の一つに、ルアーを漂わせる!という事があります。小さなベイトやプランクトンの動きに近づけて口を使わせるという基本的な部分が外せません。
漂わせるためにはジグヘッドの重量が不要になりますが…、キャストとカウントダウンができなくなるので例えば1gのジグヘッドを漂わせる為にこの重量を0に近づける工夫の一つが今回説明するリーダーのセッティングです。
メインラインは0.25号のエステルラインを使用し、リーダーはフロロカーボンラインの0.6〜0.8号の組み合わせで釣りを組み立てる時の考え方です。
潮流が早い時は、比重の高いフロロリーダーを長くして潮流を受ける部分を増やして重いジグヘッドが沈む力をリーダーが受ける抵抗で帳消しにして0に近づけます、これで漂わせる状態をつくります。潮流が弱い時は短くします。
シビアな状況の時には反応が増えるためリーダーセッティングは効果的なテクニックです。
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