春の三重県シーバス、特に私の住む伊勢周辺は、バチ抜けしやすい漁港が少ない為やはり稚鮎の遡上に付くシーバスを狙う事がセオリーみたいになってしまいます。という事でシンプルに小型のミノーを使用しています。
今回は、普通にシーバスを釣っても楽しいのですが、ゲーム性を追求したい私としては『バランスタックル』を使用して確実にシーバスを獲る!を実践してきました。
《今回の楽しみPLUS+タックル》
【ロッド】6.3ft ULクラス ライトソルト用
【リール】#2000クラス スピニングリール
【ライン】PE 0.4号 + 8lbsフロロリーダー
【ルアー】88㎜ フローティングミノー
上記のタックルで70㎝クラスまでなら普通に楽しめるセッティングになっています。
ライトゲーム用のPEですが、0.4号でもかなりタフなラインです。
フックもライトタックルでもガッチリシーバスの顎を捉えられるタイプに変更しました。トータルバランスが重要ですよね!
《 実 釣 編 》
春のシーバスは、アベレージサイズは40〜50㎝クラスがメインなので楽しいファイトを堪能できると思いULシーバスゲーム開始。
ポイントに入るタイミングを下げ7分〜8分で設定し装備を整え、静かに射程距離まで進み最後のドラグチェックをして流れに対してアップストリームにキャストして狙いのブレイクまでミノーをリトリーブしながらフィーディングレーンへ誘導。シーバスの着きそうなブレイクのチョイ手前でターンさせた瞬間に『ガツン!』『ジッ、ジィーーーーーーッ!』来た!来た!来た!狙い通りにヒット!!
ここからがバランスタックルの出番です、なかなかの手応えで下げ8分の激流に乗ってドラグが悲鳴をあげて10m程ラインを引出されました。シーバスのランが止まった所でいきなりジャンプ&テイルウォーク!スグに70クラスと分かり、そこからは慎重にやり取りを繰り返し浅瀬に引き寄せました。
ホルスターからフィッシュグリップを引き抜きシーバスの口をガッチリキャッチし一安心!70㎝ジャストの幅広ベストコンディションの1本でした。
今回は、バランスタックルでシーバスを狙いました、周りにアングラーが居たり他の釣りを楽しまれている人がいるような場所では取込みに時間のかかるライトタックルは向いていないので注意してセレクトしています。
シーバスの魅力は、人間の生活圏に近い場所で大物が狙えるところと、針がかりしてからのジャンプやテイルウォークのような派手なファイトを楽しませてくれるところでしょう!
シーバスに出会う為には潮のタイミングを知るのが一番の近道だと考えます、ヒットさせるのは比較的簡単な魚なので場所を決めたら潮のタイミングを想定して釣行する事をオススメします。
当日は20:00辺りにヒットしました、河川の河口辺りは干潮の手前の流れが早くなる干潮前が実績が高いと思います。