春の嵐は、ベイトの活性を上げ、それを捕食しようとするシーバスの活性も上げてくれます!
これは風が酸素を海中に送り込みベイトの活性があがるのはもちろん、小さなベイトは強い風で一箇所に集められシーバスが捕食しやすい状況になるためだとも考えられています。
かなり捕食し体高が高い!
稚鮎や小ハゼ等は河川を遡上する時には必ず両端の流れの緩い部分を群れで移動します。
春の嵐は、まとまった暖かい雨も好条件の大きな要因になります。増水したタイミングで遡上する稚鮎や小ハゼ、増水して流れてくるフナやタナゴ等の淡水魚も時としてシーバスの捕食対象になります。(昔は小ブナをエサにスズキを釣る釣り人が沢山みえました。)
今回のヒットルアー「タックルハウス シンキングシャッド70 」は正に小ブナルアー的な形状です。(魚にはどう見えているか?)
少し濁りが残っているためパールホワイト系のカラーをセレクトしてヒットに至りました。
先にお話ししたベイトの群れが、干潮前のタイミングで更に潮流が速くなりベイトがかたまりやすく、シーバスは捕食しやすい状況を本能的に察知しているため活性がマックスに近づくようです。
シーバスフィッシングの魅力の一つに、風・潮・ポイント 等を考え答え合わせをする学術的な要素があると思います。
自分で推察したタイミングでポイントにルアーをキャストしヒットさせた時の高揚感はなんとも言えない至福の一時を味わえます!