こんにちは。フィッシング遊名古屋北店の鈴木です。
前回に続き今年のイカメタルを振り返って②です。今回は竿による違いやパターンについて書いてみました。
今年のイカメタルはいろいろ考え、試して良い勉強になりました。使う竿により確実に釣果は変わります。今まで活性の高い時は硬い竿、低い時は柔らかい竿が良いと思い使ってきましたが、一概にそうではないようです。
現在、私の使用ロッドは
主に3種類、①オーシャンスピア(ベイト)、②オーシャンウィップエキスパートチューンフォールエディション(ベイト)、③オーシャンスピア(スピニング)です。
それぞれの用途は
①オーシャンスピア (ベイト)OSP-SG45C
高活性用として使っていましたが、それだけではありません。キビキビした早い動きやワンピッチシャクリにベストマッチ!
また、波風強く竿先が暴れてしまう時にも有効!金属穂先の為折れにくく感度抜群!極端な極先調子で早いテンポで攻撃的な釣りに向いています。どんどんワンピッチでタナを上げて上げて早く探りアタリタナを見つけるパイロット的な使い方も!
仕掛けは枝の短いハイテンション仕掛けがベストマッチ!
活性が高くてもゆっくりした誘い、ロングステイ、フォールに反応が良い時は向いていません。低活性でも早い動きでリアクションバイトと狙うことも選択肢のひとつとして有効です。
②オーシャンウィップエキスパートチューンフォールエディション(ベイト)OWEX-B64FE
主に低活性用として使っていましたが、活性が高くてもこの調子でないと獲れないイカがいます!
名前の通りテンションフォールに特化したモデルですが、どこまでもソフトに曲がり込む軟調子が海中でもスッテの不自然な動きを抑えてくれます。大きく曲がった竿が波とアタリの判別するのに違和感という変化を感じ取れるモデルです。
ロングステイ、ソフトな誘い、アタリか波か判別のつかない小さな違和感で乗ってくる状況で威力を発揮します。
③オーシャンスピア(スピニング)OSP-47SP
①で紹介した極先調子オーシャンスピアのスピニングモデルです。
ズバリ、ロングキャスト&カーブフォールで周りのアングラーと差をつける為のロッドとして重宝しています。
まず使うのは夕方、開始直後のまだ集魚灯が効いてくる前の時間帯。まだ寄ってないので広範囲かつボトムスレスレをカーブフォールで探ると◎!次に、中盤、真下のイカがスレてシビアになってくる時間帯にキャストしてフレッシュなイカにアピールします。このパターンで大当たりしたことも多くいかに人と差をつけることが出来るか。戦略が光る一本です。オモリグも私はこのモデルで使っています。
この3本を使って
実際、8月末の敦賀での釣行ではスタート直後はスピニングでまだ明るい時間帯からポツポツと釣れており、活性は悪くないのでオーシャンスピアを使用していましたが、止めの時間を長めに取ること、ゆったりした誘いにアタリが多いことから中盤よりオーシャンウィップに持ち替えるとこれが正解だったようで連発モードに突入。モゾっとしたアタリ、違和感を掛ける、ソフトに動かし波を吸収してピタリと止めるがパターンにハマり最後まで釣れ続きました。結果は70杯超えで納得の釣果!この日の竿頭は82杯。もう少し早く気付いて持ち替えていたら届かない数では無かったかも知れません。
このように竿で釣果や当たりの数は大きく変わります!皆さんも是非試してみて下さいね。
この3本があれば多くの状況変化にも対応可能!オススメですよ。
年間通して楽しめるイカメタル、マイカだけじゃないですよ!