オフショアアドバイザー杉野です。
年末年始は釣り三昧をしていましたのでご報告致します。
~12月31日~
12月中旬より好調のトンジギに行ってきました。
お世話になったのは「晴磨丸」さん。
昨年も良く釣らせてもらっている相性の良い船宿さんで期待値高め。
早朝5:30より港を出て一路沖の漁場へ到着する頃には夜も空けすっかりいい天気。
まずは300gのジグで様子見。
前回比較的浅いタナで釣れたので40m~60mを意識してジギングスタート。意気揚々でシャクるもののアタリもさわりも無い。
適度に風もあり船も良く流れているのでいつ釣れてもおかしくない状況。
と、思っていると同船されていた方にヒット!
どうやらタネトンクラスらしくファイトに時間が掛かっている。
いいなぁ~と指をくわえて見ていると20kgクラスの良型のビンチョウマグロを無事キャッチ!続いてその二つ後の方の電動ジギングタックルにヒット!
電動で巻き上げているのでさほど大きく無いのかと思いきやこちらも良型!釣った本人も驚いておられましたが以外とデカイ!
さて、私の方は全く・・・
釣れない時って疲れますよね~
ハイッ! 電動投入です。(笑)
完全に竿受けにセットし電動シャクリで休憩。
実は昨年このセットでかなりキャッチしているので「私のシャクリより実はいいんじゃね?!」と思える程。
とよそ見をして休憩していると・・・またまた船内でヒットのコール!
この方も電動ジギングで喰わせていた。しかもサイズが良さそうでこれまたファイトに時間が掛かっている。無事船に上がったのは中トン。
イマイチハッキリと時合と分かるような感じではないもののボチボチ釣れている中なんだか取り残されていく・・・
後はズルズルと流れに飲まれ2022年最後の釣りはボーズ。2023年に向けて不安の残る締まらない釣りとなりました。
~1月1日~
翌日の元旦は初釣りと称し家を飛び出し磯に向かう。
行った先は白浦「世古渡船」さん古き良き時代からの渡船店と言う感じで知る人ぞ知るみたな所で上がれる磯も少なくしかも、低い磯ばかりなので少しでも荒れると断られてしまう。
今回は運よく凪の日に当たり尚且つお客さんも少ないとの事。
朝6:30頃出船し「中ノ瀬」に乗せてもらう。小さな独立礁なので備え付けのチャラン棒を持って上り荷物を掛けた所でご来光。
何か良い事が起こりそうな綺麗な朝日を拝む事ができ「1匹か2匹釣れればいいや」位の気持ちでスタートした。
撒き餌をして暫くしても気配が無い。
「場所選定をミスったか?!」と思いながら眺めていると・・・
バチバチっと糸を引っ張り出していくアタリ!
良く引く魚とのやり取りを楽しんで寄せてくると、正体はハマチでした。
これは竿を出す向きが悪いのか?と思い少し竿を出す位置を変更して再び撒き餌を撒き仕掛を投入。プカプカ浮いているウキを眺めながら潮馴染みが悪いのかな~と考えていると、いきなり「スパッ」とウキを消し込み手元の糸をバチバチっと引き出す激しいアタリ合わせた瞬間のズッシリ感とシャープな締め込みは本命のグレだと直ぐに分かる。
足元の根が張り出しているので躱しながら浮かせて無事タモに収まったのは
43cmの良型のグレ。
自撮りのセットを用意してキーパーバッカンを用意してと・・・あまり釣るつもりが無かったので一気に慌ただしくなった。
一しきり身の回りを固めた所で再度投入。
早々直ぐには釣れないだろうと思っているとまたもや激しいウキ入り!
今度も良型の引き。
タモに収めたのは40cmジャストのグレ。
連チャンで気を良くしたが流石に次はエサを取られただけ。
しかし、その次の投入ではまたも激しいアタリ!!
「一体どうなっているの?!」
そう思いながらも楽しいやり取りが続く。
無事タモに収まったのは41、2cmの良型グレ。
ハリスは太目の2.5号なので早々バラすような事はないだろうが、それでも少し不安になってくるような釣れ方。
その後も2、3投毎に1匹のペースで釣れ続く。一時サイズが少し下がって35cmクラスが釣れた時もあったが大概40cm前後が多くやり取りに時間が掛かる。
で、時折もう一段階激しいアタリがでてくると尾長グレの40cm前後が混ざってきた。
ー忙しい!ー
釣れ続いて忙しいお腹が空いても飯を食べる暇が無いほどアタってくる!
しかも良型。
10枚程リリースした頃に少し潮と雰囲気が変わりインターバルが空いてアタリがでる。
スーーーーーと静かに浮きが消し込んでいく・・・・
渾身の力で合わせに行くと竿が途中で止まる!!
それまでよりワンサイズデカイ。
いきなり竿をノされ糸を出さされる。
この時ウキ下は3.5ヒロ程でやっていたので余り糸は出したくない。しっかりと竿で溜めているとフッと竿が持ち上がる。
と、次の瞬間足元のハエ根に突っ込んでくる必死に躱そうとするが、相手が一枚上手で痛恨のハリス切れ。
朝の時合が終了したかに思われた雰囲気でしたが、それまでよりサイズがデカい奴が出て来ていた様子。
流石にバラしてしまうとそれまでのペースが崩れてアタリが遠のく。
が、この日は20分もしないうちに再び釣れ始める。
朝一釣れた40cmクラスから45cmクラス。
5、6枚程リリースした時に再び目にも止まらぬスピードでウキが入り道糸がバチバチっと音を立ててアタリを出してくる。
バシッと合わせるとこれも竿が止まり#4節から一気に突き刺さっていく。
何とも言えない気持ちの良い引き!
「今度こそ!」と思い必死のやり取り。糸の角度、竿の振り、間合いの詰め所に気を配りながら上げてくるとウキが見えてきた。
下を見ると青白い影。50cmクラスのグレだと確信したその次の瞬間魚が翻り強烈に締め込んでくる。
アッ!!
切れてしまった。
「マジかぁ~」
思わず出てしまったがかなり悔しい。
さて、その後もアタリが続きやがて納竿間際・・・港の方を見ると迎えの船が出てきたのでこれでラストっと決めて右側のシモリ際を流す。
それまで釣っていて一番釣れそうな所に差し掛かったタイミングでスパッと消し込む。
これまたデカイ。竿が起き上がって来ないと感じた所で竿が跳ね上がった。
口元でのハリス切れ。
物凄く後ろ髪を惹かれながら迎えの船も来ているので納竿としてきました。
持ち帰った釣果は針を飲み込ましてしまった6枚のみキープでそれ以外は全てリリースしてきました。
(本当は一番デカイ奴は持ち帰ろうと思っていました。)
50cmオーバーは次回以降に持ち越しとなりましたが、近年稀にみる爆釣での初釣り!
今年は何か良い事がありそうな一年の幕開けでした。
~1月3日~
再び磯釣り。
今度は古和浦へ新年の挨拶がてら「鴻照丸」さんにお世話になり雄島の地に上げて貰った。
私も初めて乗る磯でワクワク。
正直元旦にグレは大漁に釣っていたので焦らずじっくりと楽しもうと釣り座にエサや道具をセットする傍らお湯を沸かし準備が整った所でモーニングコーヒー(笑)
コーヒーを飲んでいると隣の磯でタモ入れしている!しかもグレ。
そんなのを見るとやはり釣りをしたくなる。
で、コーヒーを飲みながら撒き餌をしてポイントは出来ているのでまずは一投目。
余りポイントが分かっておらず「ここで喰うのか?!」と半信半疑で見ているとスーーーーっとウキが消し込んでいく。
アタるやんと思いながら合わせるとまずまずの引き。足元のシモリを躱しタモ入れ
無事タモに収まったのはいきなりの40cmオーバー
正直ビックリ。
後で計ったら42cmでした。
さて、初めて乗った磯でも釣れる事がわかり楽しくなってきた所でもう一匹。
流石に入れ食いではありませんが30分程時間を空けて続いてヒットしてきたのは38cmクラスのグレ。
中々調子が良い。
その後はアイゴが来たりオオモンハタを釣ったりして納竿間際に35cmのグレを追加して終了となりました。
と、まあ今年の年末年始は良い釣りにも恵まれましたので磯や筏等のエサ釣りもするオフショアアドバイザーとして色んな釣りにチャレンジしていきたいと思います。
多分磯釣りが多めです(笑)
ーではっー