2022.01.27

敬遠されがちなスピンテールジグの必要性と糸絡み対策

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バイブレーション、鉄板バイブと並んで遠投が効いて、底付近まで狙えるスピンテールジグですが、正直シーバスマンから少し敬遠されがち。使い分けを知ることでスピンテールジグの必要性を再認識できると思います。

まず、スピンテールジグの代表的なルアーとしては、

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コアマン パワーブレード

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マドネス バクリースピン

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ジャクソン 鉄板ブレード

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ベイトブレス 湾ベイト

などが挙げられます。

形としては鉛ボディー+ブレードのシンプルな作りで、巻くとブレードが回ってアピールします!引き抵抗は強く、アクションをつけるルアーではなく、タダ巻きでブレードが魚を寄せてくれるルアーです。

鉄板バイブレーションと何が違うのか。

大きな違いはスピードとレンジキープ力!

鉄板バイブレーションは全体を震わせることで引き抵抗を生むため、巻いていないとすぐに沈んでしまい、底に到達。早いスピードで進ませることでレンジをキープし魚にアピールします。

スピンテールジグの鉛ボディーはまったく震えず、後ろのブレードが水を受けて回りながら抵抗を生みます。そのためフォールもブレードが回ることでゆっくりになり、巻いてもブレードの恩恵でゆっくり一定のレンジを引くことができます。ゆっくり巻いても、ブレードのブラッシング効果と波動は大きく魚にしっかりアピールします。

鉄板バイブレーションは早い動きで、魚がどこにいるか分からないようなとき、広範囲に探ることが得意!スピンテールジグはある程度魚の居場所が分かっているときに狭い範囲をゆっくり探ることが得意です。

具体的には、、、ボトムにシーバスが溜まっている時に底を取ってゆっくり底スレスレを巻いてきたり、水面直下でマイクロベイトの群れがゆっくり泳いでいて時折ライズがみられるような時に着水すぐの水面直下をゆっくり巻いてきたり、といった使い方でしょうか。潮目付近の中層をゆっくり巻いてくるのも有効です。

アクションは着けず一定の速度で巻くことがポイントです。中層を探るときはフォール時にカウントを取って様々なレンジを引くと釣果が延びると思います。フォール中もブレードでアピールしていますので気を抜かずにテンションフォールさせることがオススメです。

スピンテールジグを敬遠する最大の理由は皆さん、投げるときにリーダーにフックが絡みやすいという問題を挙げるられます。

絡まなければ使いたいのに。。。という方にはこちらがオススメ↓↓

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こうして、、、

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こう!

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投げたときに後ろのフックがリーダーを拾うことは少なくなります。

しかし前のフックが引っかかる問題もあります。

直結で解消!なんでよく見ますが、リーダー短くなるしスナップを切ってまでスピンテールに付け替えるのは。。。

そんなときはまたこちら↓↓

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これで糸を切って直結しなくてもオッケー!

糸絡みもかなり軽減されます!!

是非試してみてください!

真冬のボトムや春先のマイクロベイトにスピンテールジグ!オススメです!