2023.12.07

猛毒の美しい魚に注意!痛い目に・・・対処法も。ヒラメ泳がせ!

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こんにちは。

フィッシング遊名古屋北店の鈴木です。

最近は温暖化で水温が高いとか良く聞くようになってきましたね。

皆さんも身近でも釣りものに変化を感じることがありませんか?ニュースに上がることも・・・

そんな中、身をもって体験してしまいました。痛い目に・・・

10月中旬、三重県、安乗より出船の言わずと知れたヒラメ泳がせの人気船、幸盛丸さんにて。

もちろん狙いはヒラメ、ハタでした。ポイントは安乗沖50~80m、朝一番、元気なアジを泳がせ仕掛けにつけて幸先よくヒラメをゲット!今日はいいぞと意気込みもう一枚ゲット!モゾモゾアタリからの食い込みを待ちアワセるまでの駆引きがたまりませんね。

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そしてやってきたアイツ・・・

モゾモゾアタリからなかなか食い込まず聞き上げると重みが乗りヒット!

上がってくるとピンクの綺麗なヒレの長いカサゴのような魚体。水族館で良く見るヤツだ!!

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正体はミノカサゴでした。見るからに美しく毒々しい・・・

食べるには美味しい!?らしく毒ヒレをハサミで全カットしてキープして触らないよう針を外します。

船長が最近たまに釣れるようになってきたんだよね。もっと南の暖かい海の魚なのにねと言ってみえました。

さらに直後にさらに大きいアイツがヒット!

抜き上げて針を外そうとたぐり寄せると勢いよく跳ねて右手薬指に毒ヒレが命中!!

ヤバイ!!とすぐに傷口を洗いましたが時すでに遅くズキズキと激痛が酷くなり手がパンパンに腫れて早上がりをお願いして病院へ。本当に二度と経験したくない体験となってしまいました。

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後でわかった話ですが、魚の毒ヒレの多くはたんぱく質系の神経毒で熱によって分解される性質がある為、やけどしない程度のお湯やホッカイロで痛みは和らげることができます。鬼カサゴやヒラメ釣りにはホッカイロ(マグマ)を備えておくと現地で応急処置が出来るようですよ。

病院でもお湯に1時間漬けて消毒、傷薬の処置で楽になりました。死に至るケースはかなり稀なようです。

皆様もお気をつけ下さいね。

肝心のヒラメ釣りは爆釣とはいきませんが早上がりの短時間で2枚ゲット、仕掛けはハリス6号、親バリにワラサ針13号、孫バリにチヌ針5号、更に孫バリにトレブル#8のチラシ仕様を自作。ショートバイトでも掛ける!上の釣果写真をご参考に!

仕掛けを自作するのもまた楽しいですよ!

ヒラメ釣りでは本当に腕利きの幸盛丸さん、釣らせて貰い、病院手配、道案内までしてくれて本当に良い船頭さんです。

オススメの船宿さんですよ!