野平です。
スルメイカも一段落で、カツオもなんだか金洲で少々だけで釣りになっていないので久々のタチウオ釣りへ行くことに。
タチウオと言ったらここでしょ!由比港 第八神栄丸!
この第八神栄丸はいわゆる関東系の船体で、特徴として釣り座が非常に広くてフラットな作り。見て分かりますが各釣り座にホース完備。もちろんここにはコンテナ式のイケスがセッティングされます。(全員です)
まあタチウオ釣りですと、他の魚種に比べればイケスの重要性はないのかもしれませんが、魚の血を抜いたり手を洗ったりと何かと便利です。
氷も船首・船尾の2カ所に満載しており自由に入れる事が出来ます。
後は何と言っても船が綺麗!神栄丸さんとはもう10年以上のお付き合いですが、掃除に対して手を抜かない。最後には真水で洗浄する船はいつも綺麗です。
帰りに道具も真水で洗う事が出来ます。この辺りのサービスがやはり人気の秘訣かな?
竿立てもかなりの本数有るので、予備竿持ってきても船べり以外にちゃんと立てて置いておくスペースがあります。
その他個室水洗トイレ・冷暖房・電子レンジ・電気ポット等も完備されており、貸し竿等レンタルも有り。中乗りも乗船しますので、初心者の方も安心ですね(^^)
さて実釣の方なのですが、、由比港出船の場合は基本針1/0にウキゴムをちょっと付けただけのシンプル1本針が標準スタイルとなります。
針は最近(っていってもタチウオ釣りにそんないくことないですが、、笑)はフッ素コートのササメの針がお気に入りです。エサずれるから嫌って方もいますが特別ずれることないので刺さり優先にしています。
ちなみに神栄丸オススメの針は昔からがまかつのジナスパートです☝まあ道具の紹介はこれくらいで。
当日は暗い間の方が食いが良いってことで集合2時半で3時過ぎには離岸して30分程の航程でツボに到着。
早速始めますがここから想像もしていなかった展開となることに。。。
開始早々にアタリがあり、いつも通りにやって3本ほど釣れたところからぱったりとアタリが無い。
でも反対舷の人たちは皆バンバン釣っています。
そこから夜明けの一番いい時間までなんと1本しか追加できず!
中乗りに聞きに行くと既に20本以上釣っている!
おかしい!何故だ!と聞いていると今年は電動の微速巻き釣法や、長竿置き竿釣法は全然アタリが無いらしい。。。
中乗りの釣り方もまさに関東流。しゃくって誘って誘ってアタリを出していく物でした。
しかもアタリが出ても止めないでそのまま誘い続ける!笑
はぁ?って感じでしたがとにかくアタリを出していくためにまずは真似てパターンを探ることに。
するとようやくアタリが出始めるのですが真鯛竿持ってきた私にはこの釣り方非常にきつい!
もはや自分の知っているタチウオ釣りじゃない!笑
そして時合到来でこの日一番の反応になってきた!
バリバリの反応!赤丸がタチウオで、上の緑色の丸は自分たちの天秤の反応です。
大体70mから下はびっしり魚がいます!
ソナーにも後ろと左舷側にびっしり反応が!
ちょうど私は左舷に竿を出していたのでアタリが早くなります。
巻き上げ・誘いのペースもうまくつかみ始めて怒涛の入れ食いに!
電動7速+出来るだけ竿が返るくらいの強めの誘い+アタリがあっても誘い続けるパターンがはまった!
竿は剛樹のインビクタマダイT2-255ですがこの釣り方には明らかにむいていませんね(笑)
ダイワの極鋭とかシマノのライトゲームとか、カーボン系の竿が絶対いいと思います!
そしてタチウオ釣りに竿を立てる意味はたぶんない。
ちなみにこの釣れている最中にも微速巻や、置き竿にしてもみましたが、、、
やはりアタリが無い!反応あっても釣り方合わなきゃアタリも無し!
サイズも申し分なく3本以上で4本半クラスがそこそこ混じります。
なんとか最終35本まで増やせましたがトップ55本と釣り方の差を見せつけられた釣行でした。
30Lクラスのクーラーだとちょっと型良くなるとあっという間にクーラー埋まりますね!
なかなか勉強になる良い釣行でした。
道具が進化しているのと同じように、魚も進化していて今までと同じように釣っていれば釣れるってことは無いですな。
難しいなりに好調ですので、タチ釣りたい方是非出かけてみて下さい!
問い合わせ:神栄丸 099-2774-8706