2019.06.09

群れは突然やってくる!!~その14~

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沖の賑わいが気になってしょうが無い・・・

アドバイザーの杉野です(笑)

さてこの表題でブログをUPする時は熱い群れが入って来ている時!!

って事で行ってきました。キハダキャスティング!

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本日も志摩「ほっぺ毛丸」さんにお世話になりました。

実は6月7日金曜日にも予定を立てていたのですが、あいにくの時化で中止。

その前日船長と電話していたところどうやら凄いナブラらしい・・・

取り敢えず投げたら釣れる位の勢いの話でしっかり空気を注入され・・・

時化で中止。

マジ?!

私:「船長日曜日とか何とかならんの?キャンセルとか無い?」

船長:「日曜一人空いとるっスよ。」

私:「行く!!行くから空けといてっ!!」

が、しかし予報はまたしても時化。

昼前から東の風が15m以上・・・半ばあきらめながらも土曜日に確認のTEL。

船長:「明日行くッスよ!」

私:「えっマジ?!」

私の内心:「この予報で出て行くという事は相当な何かがあるなぁ」

もうこの時点で釣れる気しかしない。

 

黒森から抜け一路沖へ・・・

どうやら#2パヤオらしいが、手前で鳥山発見!

少し構って誘い出しをするも不発。

そうこうしていると僚船の無線から「ヒット!」のコール!!

こうしちゃいられないって事でさっさと見切りをつけパヤオへ急行!

現場に着くとヒットコールをくれたテンヤ丸さんは二本目をファイト中!Σ

しばらく鳥山で誘い出しを試みる。

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やがてボイルになりチャンス到来!

今日はクジ運にも恵まれローテーション順が1番だったので先頭でのキャスト。

群れの先頭めがけジャストタイミングでルアーが着水!

少し間を空け糸ふけをとってスイィ~とワンアクション。

次の瞬間っ

 

ドバッ!!

 

水面炸裂系のヒット!

 

体勢を整えギンバルに当て戦闘開始!

マグロ特有のランが来るが体勢が整ってしまえば後は道具まかせ。

一応道具屋なんで(笑)

今回使用していたロッド「メロン屋工房ファナティックキャスティング83MH」がしっかり受け止めてくれるのと

様子をみながら増し締めするドラグも「スタジオオーシャンマーク NO LIMITS」のスプールのおかげで安定のファイト!

まあこのサイズでドラグが焼けるどうこうみたいな事にはならないがそれでも欲しい時に欲しいだけのドラグ力が安定して出ているのはありがたい。

っていう道具のよさを感じつつも今年の一本目というのをかみしめての余裕のファイト。

まあそれでもこの間3分程で銛打ちの射程圏内。

ほっぺ毛船長の銛打ちもガッチリ決まり無事船上へ!

ぱっと見30kgちょい・・・

さっさと血抜き、神経締め、記念撮影からの

エラワタ抜き・・・

 

全ては最高の「ツナマヨ」の為に・・・(笑)

 

ではなく次のナブラの為にって事で乗船した皆さんとベイトの確認。

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思ったより小イカが多く入っていたのとアジっぽい体高のある魚体。そして溶けた鰯。

マッチザベイトを考えると迷いが出る程の種類のベイトが出てきた。

これって逆を返せばルアーはそこそこのサイズなら何でも喰うやつじゃぁ・・・

これ以降何度もボイル、ナブラが出てヒットチャンスが訪れる。

運良く早々に一本頂いたので暫く様子見。

ここで余裕がでてきたので普段あまりやらないプラスティックルアーにチェンジ。

シマノの「オシア モンスタードライブ190F」でこのアシストフックはどうなのか?

前から凄く気になっていた。

そしてこの検証のチャンスは驚くほど早くやってきた。

ボイルの直前にキャスト。

全身乗り出しての激しいバイト!!

よく見ているとマグロの口からルアーが弾き飛ばされて全くあさっての方向へ着水。

残念がる暇もないタイミングでこぼれ落ちたルアーに違うマグロがヒット!!

何という活性!?

今度は重みを感じ始めたタイミングでゴンゴンと首を振る感触が伝わり「ッシャッー!」と叫んだ瞬間

ポロリ・・・

私には合わないのか・・・

取り敢えずフックをノーマルからトレブルフックに交換してみる。

そして続いて訪れたチャンスではこちらもジャストでピンポイントにキャストが決まる。

いつもなら絶対に喰うやつ

今回はどうか?

「シャッーァァァッッッッ!」

前でキャストしていた二人で同時ヒット!

先ほど同様にガンガン寄せてくるが隣では何やら強烈にドラグを出されているΣ

ラインが交差しないよう気にしながらのファイト。

よそ見もそこそこに私の魚は足下まで寄ってきている。

が、珍しく船底に向かって走られてしまい少し躱すのに手間取ってちょっと弱気なファイトに・・・

やはり迷いがあるファイトは相手に付け入る隙を作るのかそれまで銛打ちまで秒読みのような段階にいた魚が急に走り出し事もあろうか隣の人とクロスしてしまいPE同士がこすれた瞬間二人とも竿が跳ね上がった・・・

ん~っ!!残念っ!

自分のは見えていたので(推定40~50kgクラスさっきのより大きい感じ)まあしょうが無いとして、隣の人まで巻き込んでしまったのはホント反省デス・・・

やはり迷わず一気に行くべきだったと・・・

こういった悔しい思いをするのも釣り。

そしてこの後予報通り時化模様。

後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。

 

~おまけ~

 

よくファイトタイムが短いとか早く魚を上げるとか言われますが実は・・・

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解体するのも早くなってきました(笑)

今がチャンスですよ~!!