2019.08.02

群れは突然やってくる~その17~

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今年のマグロはヤバイ!!

オフショアアドバイザーの杉野です。

今年はこのブログが更新できる頻度が非常に高くなっているのに自分でもビックリです!

何がヤバイ!?って

そりゃーもう釣れ方とか∑

ナブラの出方とか・・・

バイトの出方とか・・・

そんな状況を今回の釣りからお伝えしたいと思います。

今回は五カ所の「純正丸」さんにお世話になりまして行ってきましたキハダマグロの漁場!!

事前に船長と話していたところ#2の漁礁(パヤオ)へ行くか、素ナブラを探して東へ行くか・・・で悩んでいたのですが、釣れている事だし取り敢えず#2へ行けば釣れるんじゃない?と軽い気持ちで午前5:00に出船。一路沖へ・・・

∑早々にナブラ発見!

慌てて準備をし臨戦態勢!!

単発でデカい奴が跳ねた後にジャストで投げる。

着水後ワンジャーク・・・

水面炸裂系の「ドッバーーン」と出る。

糸フケを取り様子見。

しっかり咥えている感触が伝わってきた所で更に余分な糸フケを取った所で竿を立て、後ろに下がりながらがっちりフッキング!

そしてギンバルに竿を充てファイト態勢を整えいざ戦闘開始!

少し糸を出されてしまったがドラグテンションを徐々に上げ走りを止める。

そして走りが止まり首を振って暴れ出した所で反撃開始!

一気に回収し距離を縮める!

グイグイ巻きます!

グイグイ巻きます!

グイグイ巻きます!

少し抵抗してきますが・・・

「許しません!」(笑)

やがて水中にキラキラ光りながら姿が見えてきます。

あと少しの所で船底の影に逃げ込もうと必死に潜り込んできます。

「だが、許しません!」(笑)

水面に顔を出した所で船長のモリ打ちが決まりあえなく御用となりました!

先月までと違いだんだん高水温に馴染んでいるせいか引きが強くなってきたな~と感じる一本で約4分ほどでキャッチしたのは・・・

チワッ39kgで~す!!

時計をみてビックリ!?

まだ7:00になっていない・・・

今日はどんだけ釣れるんや~!!と思いながらも船内の雰囲気が一気に変わる!今回は乗合で乗船していて皆さん初顔合わせのメンバーばかりでしたがこの一本を皮切りに皆の一体感が生まれてくる。

その後もあちこちでナブラが発生し僚船からの無線も軒並みヒットのコール!

ある時間のワンシーン・・・

「餌床みたいにしてきた~! アッ・ヒット!」

「うちもヒット!いや、ダブルヒット!、アッ・トリプルヒットや~」

「今一本はいりました~」

いやいやいや何この会話!?

おかしいでしょ?そんなにマグロって釣れたっけ?

そんな会話をしているのは志摩でマグロを追いかけている遊漁船船長の皆さま

きれいな船の「へいみつ丸」さんは7本も釣って早上がり!

同じく船越の「まると屋」さんも6本キャッチ!

私のブログにもよく出てくる「ほっぺ毛丸」さんは6本キャッチ!全員釣ったとの事でこちらもお昼で早上がり!

静岡から参戦の「クルーズ」さんも同じ海域でヒットコール連発!!

熊野から参戦の「正丸」さんはトラブルにより一本仕留めて・・・リールのハンドルが折れたそうです・・・

リールのハンドルって折れる?ものなんだ・・・さぞ壮絶なファイトだったのでしょう・・・

 

前回お世話になった「テンヤ丸」さんはこの日はお休みだったようでした・・・

で、我々は私が一本釣ってその後少しカツオのナブラに構っていたり・・・

鳥はついていませんが、海面が真っ白になるやつです!

で、取り敢えず一本カツオも頂いたので他の皆さまのお手伝い。

なんと初めてキハダを釣るといった岐阜から参戦の若い方が31kgを見事キャッチ!

その後もナブラは続きます。

こんなのや

こんなの

ここからの

こんなのがつづきましたのでたまらず投げる準備をしていたら

船長から「今右へ行ったよ~」とソナー反応を教えてくれたのでその通り右舷へキャスト!

着水後フワッと群れから外れた鳥が一羽飛んでくる・・・

糸フケを取り・・・ワンアクション・・・

次の瞬間!

全身飛び出しての横っ跳びジャンプでの激しいバイト!!

ブラインドからの誘い出しでルアーもマグロも完全空中での出来事に私も船長もビックリ!

ラインが水飛沫を上げて水中に消えていく・・・

次の瞬間ドラグが鳴り響く。

「これ、これっ!この迫力がマグロのTOPゲーム!」

「ッシャー!!」とかなんとか多分騒いでいましたがあまり覚えていません(笑)

姿は見た。推定50kg前後。PE6号+リーダー130lbのタックルなのでやや強引にいっても問題は無いが勝負所が少し難しいかな?位の感じ。

ですが、私の場合は容赦致しません!(笑)

ドラグテンションを徐々に上げていきガッツリ態勢を整えたら一気に反撃開始!走りが止まりかけたら一気にハンドルを巻き主導権を握る。だいたい5~7回転位ハンドルを巻くとドラグをジリジリ出されている人を良くみますが私の場合巻いたあとは何が何でも出さない。というスタイル!スプールを押えハンドドラグで耐える。首を振った激しい抵抗を見せるが御構い無し。

グイグイ巻きます!

グイグイ巻きます!

船べりに潜ろうとする所もしっかりテンションをかけ竿でためる。

そして上がってきたのは

ドンッ!

50.5kgの夏らしいサイズ!

 

この後もう一人京都からの参戦者にもヒットし、時間をかけてのファイトとなりかなり辛そうでしたが根性での一本でした。

その後時間になり漁場を後にしてきました。

今回私のヒットルアーは

シマノ オシアペンシル 別注ヒラマサ190F

でした。

この好調ぶりいつまで続くかは解りませんが、行くなら今がチャンスです!

しかも数年に一度あるかないかというようなチャンスですよ~