2018.06.23

~タックル紹介~キャスティングライン編

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皆さん梅雨ですね~。今日もしっかり雨が降っていますが、時化明けに予定を立てられている方々羨ましい(笑)

さて今日はタックル紹介ですが、近海のキハダキャスティングに使用しているラインについてです。

今回もあくまで過去から私が実際使用してきた中での経験を元に書いてみますので参考程度にお考え下さい。(メーカー等一切関係ありませんので悪しからず・・・)

まず対象魚についてですが、これはラインだけでは無くタックルバランス全体に言える事なのですが、近海のキハダをキャスティングで狙う場合頭を悩ますのが「その時釣れているサイズ」です。有名な大間や玄界灘のクロマグロ程では無いにしろ少なからず振れ幅があります。この対象魚のサイズの振れ幅が他の釣りにはない所で10kg、20kgは当たり前、時には50kg前後の違いが生じてきます。近海のジギングや他の釣り(エサ、ルアーを問わず)には中々在り得ない事だと思います。そしてコイツが中々厄介でタックルが増える原因(笑)にも繋がっています。

例えば先日17kgを釣った時のファイトはこんな感じ・・・

PE2.5号で普段カツオを釣っている時に使用しているタックルでかなり加減をしながらのファイトです。これでも特別時間を掛けて上げているわけでもなく5分以内で取り込んでいます。

っていうサイズもいればこんなファイトを強いられる事も・・・

 

数年前ですがPE8号のガチ勝負系のタックルで全体重を掛けてのファイトです。

ちなみに10分弱で水面に迄浮かせていますがモリ打ち寸前で鈎外れました(涙

推定ですが70Kg前後です。

 

コレ、同じ海で同じ対象魚です。

中々手強い現象だと思いますが、皆さん如何でしょう?

釣師ならワクワクしながら事前に準備をし出掛けられていると思うのである程度の予期せぬ大物にも対処できるし、その時の幸運にも恵まれる事もあるでしょう。しかしながら如何ともし難い大物が来た時に頼りになるタックル、その中でもラインには信用が無いと中々思うようなファイトができないのでは無いでしょうか?

という事で前置きが長くなりましたが、現在私が使用しているラインはこちら・・・

まずは、ヨツアミ ウルトラキャストマンWX8 セカンドバージョン 2.5号

近海の鰤、ワラサのナブラ打ち~カツオ、メジの混生ナブラ等使用頻度が非常に高い。なので12連結を一本丸ごと購入し2台~3台のリールでローテーションしています。

で太い所はコチラ↓↓↓

ヨツアミ ウルトラキャストマンFULL DRAG シリーズ

6号、8号はこちらを愛用しております。

理由としては簡単で「過去ファイト中に切れた事が無いから」です。

これは鮪類だけでなくGT等のキャスティングで狙う大型魚全般のファイトトータルでの私の経験からによるものです。

続いてリーダーはこんな感じ・・・

インターフックのダイナマキシムシリーズ

これはかなり前から愛用しています。(100lb~220lb)

大口径スプールで太い号数でも糸クセがないのでルアーアクションが決まる気がします。

欠点は持ち運びが不便!ドカットには入りません(汗)

ちなみにドカットの中に入れているリーダーはコチラ・・・

プロセレのナノダックス シリーズ

35lb~130lb位まで幅広く使用しています。

何がいいのかと聞かれると・・・適度な伸びと柔らかさ!少し意識して投げてみると判ると思いますが、どれだけシャープに竿を振ってもソフトに飛んでいく(ラインリリース時がソフトに感じる)感じでトラブルも少ない。それと他にない規格の太さがラインナップされている。

欠点はメーカーに在庫が無くなると次が中々入ってこないので欲しい時に欲しい号数がお店に並んで無い事が多い。

それと数年前からローテーションで使っているのがこちら

 

 

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さんざんPEをヨツアミで揃えてて、リーダーは何で他社何だろうと自分でも不思議だった為、試しに使用してみたら以外と良かったっていう理由。

キャストマン アブソーバー 30lb~170lb

以外と良かったっていうのが、すごく中道的な印象でいつもと違うセッティングをだしたりしてトラブルが発生した時なんかは出番の多いリーダーで私の釣りの基軸になっているようなリーダーです。欠点も特に無い感じですが、柔らかいので、数を釣って消耗してきたり、リーダーを持って少し大きな魚をぶら下げたりすると伸びきって復元しなくなることぐらいですかね~・・・(どんな糸でも多かれ少なかれなりますが・・・)

以上が私が愛用しているラインです。

PEとリーダーの太さ、長さのバランスや結節方法等はまた次回以降に紹介したいと思います。