今年は例年より頑張ってサワラ行ってます。
ルアーはもちろんバーティスR140F。毎度の事ですがいきなりカッターされます。もうっ!
しばらくアタリ無く後半戦。早速サゴシ!サゴシとサワラの間のサイズ。通称ヤナギもヒット!
さらにアタリ途絶えて何も考えずにジャーキンていると強いアタリ!グッドサイズのサワラゲット!
さらにサワラナブラでデカそうなのがヒッ…切られた。もおっ!
これで終了。2つやられましたが魚は結構釣ったのでヨシ。
良く聞かれるようになってきたのでこちらで詳しく書いていこうと思います。
僕はバーティスを使う事が多いですがミノーであれば共通することが多いので参考にして頂ければ幸いです。ブレードジグはほとんど使わないので今回は触れません
でサワラキャスティングのお話しをする前にまずサワラという魚の解説をします。ほとんどの魚には「浮袋」という内臓がありこれで浮力を調節して上下の方向転換をするのですが、サワラにはその浮袋が
無いんです。その為、上下の方向転換が苦手で真っ直ぐ泳ぐ事がほとんどです。サワラって良くイルカみたいに綺麗に飛びますよね?あれは表層のベイトに突っ込んで方向転換しないからそのまま飛んでるんです。青物はあんなふうには飛ばないですし。
なのでサワラを狙う時は
レンジキープが非常に大切。またサワラが
喰いやすい水深、
良く喰う水深を探すのが大切なんです。普段、僕が気にしているのは後者の良く喰うレンジなんですが、船長がサワラを探す時に見ているのは「鳥山」であったり、「サワラジャンプ」だったりするんですがつまりはサワラは表層付近にいますよね?最近だとジャンプはしないけどサワラに追われて水面を逃げるベイトがいたりしてますから。
最初に書いた綺麗なジャンプは深い所から真っ直ぐ喰いに喰いに来ており普段は深いところにいるけどエサは表層で喰ってる状態。なので表層を狙いやすいミノーを使うんです。
そんで気になるアクションのお話し。個人的にも色々な「サワラ、攻略!」みたいな記事を見ることはあるのですが「ブレードの超高速ただ巻き!」っていうのが多い気がします。ただこれは全国的なサワラキャスティングのお話しで伊勢湾のサワラキャスティングでは大きく違う事が1つあります。
それが
水深です。伊勢湾以外では東京湾や相模湾などでも盛んですがこれらのポイントは水深が50m以上あることが多く中層で喰う事が多いらしく全てのレンジを効率良く狙えるブレードは非常に有効だと思います。ですが伊勢湾では深くて30mで平均15m前後。これならミノーでOKですよね。
でサワラはメリハリが非常に好きな魚。一定のスピードで泳ぐ物より何かしらの変化がある方が反応が良いです。なのでミノーを
ジャーキングします。僕がバーティスを
選択している理由ですが140であれば長さがあり少しでもカッターされにくい、ウォブンロールアクションでジャーク時に強い平打ち、大きすぎないダート幅、抜群の飛距離、ジャーク時の負担が少ないと言った所でしょうか...
そんなバーティスにはフローティングとシンキングがありますが赤で書いた2つの要素が強くなる「フローティング」を選択してます。
ここからバーティスのジャークのお話しです。
ジャークのコツは普段のショアジギ、ジギング、エギングを下向き、横向きにする感じ。たまにエギングで言うスラックジャークをしたりもします。YOUTUBEで少し解説しているので参考にしてみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=xJIGem-JbRY&t=125s
ジャークの使い分けもあり、下ジャークはスピード重視。ダート幅が小さく
最もカッターされにくいアクション。のはずですが今年はすでに4つ切られてます... またルアーが
水面を割りにくいので使用率が高く、ルアーが近づいてきたら最後はこのアクションになります。
横ジャークは
ジャーク時の移動距離が大きいのが特徴。メリハリの強さも程良いのでこちらも多用します。今回の釣行は横ジャークでしっかりアクションさせているとヒットしました。ルアーが飛び出しやすいので注意が必要です。
たまに使用するスラックジャークは
ダート幅が大きく、アピール力、喰わせ力共に高いです。が最強にカッターされやすいのであまり使いません。今回の釣行のいきなりカッターはスラックジャークをしたからです。 また上向きにジャークすることで
ラインを水面から離しアクションの安定性を上げるためにも使用することもあります。着水からの3ジャークだけスラックジャーク。その後下ジャークに切り替えという使い方もしますかね。
僕がミノー特にバーティスを選択する理由はこんな感じです。アクションの仕方はバーティスでなく「サゴシチューン」や「サゴシーZ」などであれば共通なので参考にしてみてください。
こんなもんですかね?