前回の続き!
針へのこだわり①はコチラ↓↓↓
個人的なトレブルフックのルアーによる使い分けをご紹介!
まずはがまかつRB-MH
比較的流れが緩やかな港湾、都市型河川などの激戦エリアでの釣り!
シンペンやミノーのタダ巻き時に最も使います。
数年前に明暗部での釣りで、単発ボイルがあるのに釣れなかった時、本当に魚がいないのか、橋の上からひたすら観察してみることにしました。
ベイトの群れは明暗の明を行ったり来たり、シーバスは暗に並んでゆったり泳いでいます。
ベイトが来ると暗の中を横目で見ながらゆっくり追いかけタイミングを見てバコッ!暗に戻ります!
しかしルアーの場合、ベイトと同じコースで引いていても、シーバスは横目で追いかけるだけで距離を詰めることなく諦めてしまいます。これがルアーを見切るということか。。。
釣り人がルアーチェンジしアクションの全く違うルアーにした1投目、追いかけて追いかけてそのまま追い越し様に口先でチョンッ!そのまま横をすり抜けていきます!
釣り人側は少しアタリを感じた程度。ショートバイトです。
この追い越し様に少しルアーに触れるバイトは、その後もルアーをチェンジする度に1投目だけ起こります。しかしベイトの群れが来るとバコッとしっかりボイル!
どうやらベイトではないような気はするものの気になって触れている状態のようです。毎日四六時中釣り人がいるようなポイントでは、シーバスは賢くベイトにはしっかりボイルしても、ルアーは追い越し様に触れる程度。
そんな追い越し様のバイトが取れる確率が高めたいという気持ちから、掛け重視のRB-MHをシンペンや小型ミノーに使用しています!
続いてSP-MH
こちらは中型型河川でのミノーやトップウォーターの釣りでの使用が多いです。
比較的流れがあり、ルアーにアグレッシブに出てくれるシーバスも多いエリアでよく使います!
また、デイゲームのバイブレーションを使う釣りでもよく使います!
刺さり抜群でホールド性能もあるフックなので、早巻き時やジャーキング時の少し下手くそなバイトでもしっかり掛かり、その後のホールド力もあるためキャッチ率が上がります!
個人的に一番多様するフックです。
RBフックとの使い分けとしては、、、
・港湾、都市型河川などのスレの強いポイントではRB、大・中規模河川やサーフではSP
・鉄板バイブはSP、テールスピンはRB
など、魚のスレ具合で使い分けています。
続いてST-46
中型河川~大型河川、サーフ、磯でよく使います。
主に12cm以上のミノーに使用しています。
なんと言ってもアグレッシブな魚が多いこのエリアに求められるのは、良いところに針掛かりすること、そしてその後のホールド力!多少フックが曲がろうが魚をキャッチすることが大切という考えから使用しています。
使用用途はSP-MHにかなり似ていますが、個人的には
・12cm以上のミノーはST-46、9cmミノーはSP-MH
・絡み付くように魚に刺したい時はST-46、瞬時に突き刺したい時にはSP-MH
・大型狙いの1匹の価値が高い場合はST-46、中型狙いの数釣りならSP-MH
・港湾、都市型河川以外のシンペンはSP-MH
など、現状ではまだまだ色々試しながら両方を使っていますがなんとなく使い分けています!
続いてSTX-58
こちらはサーフでの大型ルアーによく使います。
推奨フックがST-56のときにはこちらの出番です。
強度10%以上アップでほとんど重さが変わらないため、交換後のルアーアクションの変化も気になりません!
サーフは、青物の登場もあるエリアなのでとにかく強さ重視の選択です!
このように、境界線はかなり曖昧ですし、まだまだこれから答えは見つからない永遠のテーマだと思いますが、考えながらフックを選ぶのもかなり楽しいです。
ちなみにフックの重さが変わるとアクションにも変化が出ます。
フックそれぞれの重さを知ることも大切なため、こちらが参考になります↓↓↓
オーナー社フック比重
http://www.owner.co.jp/search/703/
オーナー社ST-46ページより見ることができます。
がまかつ社フック比重
がまかつ社ホームページより参照
他にも様々なフックを使うシュチエーショがあります。次回③では今回紹介したフック以外を紹介していきます。個人的見解です。温かく見守っていただけると幸いです。