2022.11.09

東京湾 テンヤタチウオ 備忘録 テンヤの向きと姿勢を考える。その① 釣行記録

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野平です。

今回は東京湾のテンヤタチウオについてです。

一応、この釣りに出会ってから1年が経過しました!自身の竿、カトラスアルティザン一本はようやく一周年です。夏前頃にこれまでの釣行と状況を備忘録として自身の釣り方の基本や重要な部分を書き留めました。

ハイシーズンに突入した東京湾 走水沖のテンヤタチウオ!*備忘録* 年明けからの状況の変化やアタリの出方の違い、誘い方による釣果の優劣等。

↑コチラ

今回は前回の備忘録を踏まえた上で、大型を出来るだけ選んで狙っていきたいという自分の思いと考察と書き残していきます。

ここから先は前回の投稿を一読頂いたうえで興味あれば覗いていってください。

結構な長文になりますのでご注意下さい。

ここに記すのは完全に個人的な見解と主観による内容ですのでご了承下さい。

 

とりあえず今回は釣行をさかのぼります。

時系列順に当日の状況を振り返って行きます。これだけでも結構な量になります(笑)

釣り方や考察はその次に書き留めたいと思います。

 

6/25 走水港 教至丸さんにて

南西の強風予報で最悪現地解散といわれていましたが何てことなく出船。

朝から若干早潮気味で苦手な展開でしたが、思ったほど道糸のフケが潮に喰われておらず、普段の電動巻き上げ速度フォースマスター600で1~2に対してこの日は序盤の速潮時は3~4と速度を上げて余計な糸ふけを減らす作戦で対応。意外とうまくいきポツポツ釣りつつ淀みから勝負掛けてラッシュに!指7本級筆頭に素晴らしい型揃いとなり14本で竿頭!

船中ではテンヤ1~14本、二番手8本、3番手7本。

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前回から引きずっている速潮と釣方のズレは若干感じるもなんとか立て直せてよかった(^^♪!(笑)

 

7/25 走水港 教至丸さん

一カ月近く空いての釣行、ハイシーズンに突入!アタリバリバリ、サイズもバリバリ?と思ったのですが朝からおチビ乱舞でやる気ダウン↓↓

掛けるのもめんどくさくなりしゃくりながら寝そうになるくらいのテンションだったのですが、、終盤のある時目覚める様なアタリ到来!そこから一気に大型ラッシュ!

指7本クラスも飛び出しメーターオーバー一気に8本ゲット!+3本指クラス5本の13本で終了。

船中では2~20本 2番手14本、3番手13本。

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数ではトップと7本も差がついてしまったのだがサイズがずば抜けて自分に軍配が上がった。大型8本は圧倒的であったが序盤のアタリは何とも掛からずばかりでなかなか数伸びない。個人的にはこれぐらい型が揃う方が楽しいっですけどね(^_-)-☆

 

8/6 走水港 教至丸さん

朝から活性が高すぎて良く分からない状況に!(笑)何していてもアタリが出るので検証も何もなく終了|д゚)

とりあえず一之瀬丸さんが横に付けてバトルモードに入ってからは本領発揮でした(笑)

競ってるわけじゃないけどこういうの楽しいですね!28本ゲットでした。

船中1~33本 2番手28本3番手24本4番手20本爆釣!

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型は揃ってるやら揃ってないやら、釣れまくるとよくわからないですな(”Д”)たくさん釣れたがデータ的には非常にイマイチな一日。

 

8/16 走水港 教至丸さん

この日は久々の猿島沖へ!朝からチビタチウオの猛攻でしたがある流しから途端にスイッチオン!

デカいのバリバリで一気に数が伸びる。しかしこの時デカいばっかりあたるの私だけ?

周りはなんだか小さい? ???

サイズがばらけてからはとりあえず片っ端からかける作戦でぽつぽつあたりまして最終ぶっちぎりの26本で竿頭。

終盤二枚潮で釣り難くなりましたが大型も多く楽しめました(^^)/

船中2~26本 二番手17本三番手16本。

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大型多いとやっぱり楽しさ倍増ですね(´∀`*)

大型が喰う時間が朝一過ぎにあったのだがここでヒットが連発したのは私だけ。単発で上がることはあるのだが連続して上がらない。逆に私はこの時間にばかり連発する?

 

8/24 走水港 教至丸さん

ベタ凪で期待大!な中での出船でしたが出船前に通り雨。その後無風となり湿度と気温に船上は灼熱の陽気に・・・・

潮がキツク、上手くコントロールできずバラシやオマツリが多発。その上暑さから熱中症となりノックアウト。。。|д゚)

結果9本で終了。。。一応竿頭(笑)

船中0~9本。

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他船がバリバリ釣るエックスデーでしたが上手く釣り切れずすいませんでしたm(_ _)mそのかわり当たればみんなデカい!メーターオーバー率100%で大型のみだったのが救いでしたね(‘_’)

しかし型が小さい人もいる中見事に型がそろう。偶然?

 

8/30 新安浦港 こうゆう丸さん

初の安浦ドラゴン狙いでこうゆう丸さんに乗船。水深10m代で巨大なタチウオが釣れると噂で単独挑戦してきました。

ぶっこみ勝負となる釣りの様ですが電動リールでフォールの遅い私は間に合ってない感バリバリでしたが先にぶっこんで速い動きを出す同船者に掛かるのは指3本のミニドラゴン。

浅くて勝手が違えど普段通りの誘いを続ける私には大型のアタリが多く出た。

しかし浅場の大型は想像を超える引きでバラシ連発!!

なかなか獲るのが難しかったですが沖に出てからも大型を追加でき24本竿頭で終了(^_-)

船中1~24 本

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このサイズ感です。この日は動かし方で完全にサイズの分かれる結果となりました。トータル24本は本数でも船中トップでしたが、2番手22本の釣果は大きいのナシ?1匹?やはりサイズが揃うには何か理由があるのでは。

 

9/4 走水港 教至丸さん

前回の熱中症惨敗から晴れの日恐怖症になりつつありましたがとりあえず再開です。

この日は朝から猿島沖でエンジン全開。なんせ朝から風もあって曇ってましたので(笑)

途中再び一之瀬丸さんが横付け。手練れも多く乗船しておりバチバチのバトルスタートに(”Д”)笑

コチラの闘志にも火が付き無双モードに入りましてこの日も23本竿頭でぶっちぎりに!

船中1~23本 2番手15本3番手14本

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しかも約半分を型物が占めるという圧倒的な大型率で終われました。やはり上がってくるサイズが周りと違う。確実に何かある。

テンヤの色でサイズ差が出るのであれば、同じカラーの釣人にも同じ釣果が出るはずだがそうならない。この辺りからやや疑惑が確信に変わり始める。

 

9/17 走水港 教至丸さん

この日は朝からポツリポツリ。中型メインにポツリ…ポツリ…

潮代わりしてもポツリ…ポツリ…

サイズも変わらず…

昨日居たドラゴンは!?!?

???のまま終わっちゃいました(-。-;笑

何も見いだせないまま19本一応竿頭で終了!

船中 1-19 本 2番手16本3番手9本

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一応数的に竿頭ですが、大型不在のまま一日が終わる。チャンスあったのかなぁ。まあこんな日もあります。悪い日はデータにならなので忘れましょう(笑)

 

10/28

真鯛に専念していたので久しぶりの釣行となりました。

感覚取り戻さないと~なんて思ってましたが朝から速潮に大苦戦。。。

周りは掛けますが、まだ対策が固まっていない私はアタリが出てもかける事もできません。

後半まで我慢の釣りが続きましたが、潮の淀みにチャンス到来。

ここまで釣れていたのは指3~4本クラス。しかしこの淀みは一気にサイズアップで5~6本サイズに!上がって来るものみんな良い型!数も一気に伸びて25本で竿頭2名で終了。

船中8~25本 トップ25本2名、2番手19本、3番手18本

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短い時合いでしたが、その時間の間は大型で揃いました。逆に好調に当てて数を伸ばしていた方はこの時全くアタリがありません。確信してきましたがどうやら私が行なっている釣り方はデカい魚に喰い気がではじめるとアタリの数も増える様だ。と、いうことはこの釣りでサイズを選り分けて釣っていくには付けエサその物の大きさもさることながら、下から見たタチウオがどのようにテンヤとエサの大きさを認識するか。ここに集約されていると確信した。

もしかしてデカいエサ持っていたらもっと大きいのあるいはもっとアタリがあったのか?

ちょうどこの日の付けエサはたまたま小さく、頭を残す?どうする?って感じのサイズ感。船長いわくマッチザベイトで小さめの方がアタリが良いという事であった。確かに小さめの方がアタリも増えるしフッキングも良い。しかし良いサイズばかりが当たる流しで小さめの方にはアタリなし。付けエサの大きさ及び下から見て見える大きさ、姿勢による差は絶対にある。

 

11/2 走水港 教至丸さん

前回の釣行の反省を基に、特大の大羽イワシを80匹持参した。本当にシルエットや姿勢で変わるのであれば、もともとシルエット大きめの誘いが可能な私が今日は船中誰よりも大きい餌だから自分にだけ集中して大きいサイズが取れるはずである。

前日に新安浦から釣行した船長はやはり誘い方とエサのサイズは小さめを選んで20本以上の釣果を上げたと言っていた。状況はさほど前回と差は無い様だ。

期待の朝一から上がってきたのは4本サイズ。悪くないサイズだが狙いとは違う。しばらくそのまま釣りをしているとある時やはり時合いが始まった。

その時釣れてくるのはこれまでとは全く違うサイズの魚で、運よくバラシも少なく取りきれ、自己記録更新の145cm筆頭に136、130、120台と超大型乱舞となった。

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大きい方が145cm。小さい方でも136cmあるので自分も初となる超大型タチウオだ。

そしてなんとこの時合で大型を手にしていたのは私ともう1名の釣り人のみであった。

周りにあたっているのは変わらず4本サイズ。ここで完全に答えが出たと言っていいだろう。間違いなく大型のタチウオは下から見た時、横向きに大きく見える物から捕食対象にしている。

やがて時合いは終わり、もとのサイズへと戻ると今度はさっぱりアタリが出ない。

終盤までそのまま粘り、終盤からはイワシのサイズを切って大幅に小さくして狙ってみた。すると面白いようにアタリが出る。フッキングもボチボチで3本半クラスのタチウオが上がって来る。完全にエサのシルエットで当たるかどうかが決まる一日であった。最終釣果は22本であった。

 

ちょうどこの日はたまたま大津港のいなの丸28号船に剛樹の和田テスターが乗船していた。釣り終了後に集まり、情報交換。

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130オーバー筆頭に極太サイズも釣り上げぶっちぎりの竿頭だったようです。

やはり和田テスターのエサも特大の大羽イワシ。もともと私はテンヤタチウオ自体を和田テスターから教わっていますので、誘い方やテンヤ姿勢の考え方も同じ。やはり同じタイミングで大型釣っていました。まさに大型が狙って釣れるテンヤ釣りの真骨頂と言えます。

この日は船中7-27 本 二番手25本2名、3番手22本

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前列が圧倒的サイズのタチウオです。22本中の9本が大型を占めるサイズ感。大満足です。

やはり釣れるなら大きい方が良い!(笑)引くし美味しいし、なによりこの大型の魅力こそがテンヤの魅力です。是非ともこの楽しさ、皆様にも味わっていただきたいm(__)m

 

ここまでが約7月から11月までの4か月間での戦績と釣行の記録です。

案の定、釣行だけでなかなかのボリュームになってしまいました(笑)

いったん区切りまして、次回はテンヤの姿勢と誘いにクローズアップしていきます。

 

続編↓

https://fishing-you.com/fs-advisor/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e6%b9%be%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%a4%e3%82%bf%e3%83%81%e3%82%a6%e3%82%aa%e5%82%99%e5%bf%98%e9%8c%b2%e2%91%a1%e3%80%80%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%a4%e3%81%ae%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%82%92

利用船舶 走水港 教至丸 080-7127-0816 https://www.noriyukimaru.net/

       大津港 いなの丸yoshi 28号船 090-8119-0235 http://www1.ttcn.ne.jp/~inanomaru/

       新安浦港 こうゆう丸 090-4063-0887 https://www.kouyuumaru.net/